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身長を伸ばすホルモン治療について


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成長ホルモン注射を受けるケースについて

身長が低いのには様々な原因が考えられますが、十分な睡眠と栄養がとれているにもかかわらず、同じ年齢の子どもに比べて極端に身長が低い場合成長ホルモンの分泌が不足して起きる「低身長症」という疾患の可能性もあります。

低身長症になる原因には骨や染色体の異常、成長ホルモンの欠乏等、いくつかあり、そのなかで成長ホルモンの欠乏が原因となっているものを「成長ホルモン分泌不全性低身長症」といいます。

成長ホルモン分泌不全性低身長症(以後、低身長症とよびます)の場合、生活の改善だけでは問題はあらためられず、医師による治療が必要となります。

治療は主に、「成長ホルモン注射」になり、成長ホルモン注射をうつ治療を「成長ホルモン療法」とよびます。

以下に、成長ホルモン療法の流れと注意点についての概要を述べてみたいと思います。

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治療の流れ

背が伸びない場合、様々な原因が考えられるため、まず最初に、ほんとうに低身長症かどうかの検査(スクリーニング検査)を行う必要があります。

スクリーニング検査では、成長曲線がどのような線を描いているかの確認や、血液検査、レントゲンによる手の検査などが行われます。

このスクリーニング検査で異常が認められなかった場合、成長ホルモン注射の必要はないと判断されます。

たとえば、手のレントゲン撮影によって、骨端線が閉鎖していることが分かった場合、治療は受けることができません。

成長ホルモン注射は、何らかの原因で脳下垂体から分泌される成長ホルモンの不足を補うために行うため、背が低いという理由だけでは受けられず、低身長症が認められて初めて受けることができます。

また、成長ホルモンは血糖値を上げる作用があり、糖尿病が悪化する可能性があるため、成長ホルモン分泌不全症であっても投与は禁止されています。

治療前には、成長ホルモン注射を打っても問題がないかどうかのテストも行われます。

成長ホルモンはタンパク質の一種のため、口から入れた場合、胃で分解されるため、注射による投与となります。

以前はは週に数回通院して注射を受けていた成長ホルモン注射ですが、その後、厚生労働省から自宅で注射することが認められるようになりました。

なお、成長ホルモン療法は、日本では注射によるもののみが認められています。

成長ホルモン注射の投与期間

何歳から成長ホルモン注射を行うのかに特に決まりはありませんが、一般的に小学校の低学年から始めるケースが多いです。

しかし、3~4歳くらには成長ホルモンの分泌不足による低身長かどうかを確かめることもできるため、早めに開始するほうがそれだけ成長の遅れも補えます。

なお、成長ホルモン注射における一日に投与する量は個人によって異なります。

以前は、注射は週に2~4回通院して打たれていたのですが、自宅で打つ場合、成長ホルモンは睡眠中にたくさん出るので、それにあわせて毎晩、注射することが勧められています。

成長ホルモン療法は骨端線が消失したときは終了となります。

成長ホルモン注射にかかる費用

成長ホルモン療法にかかる費用は保険が適用できるものの、治療は長期的になり、高額になります。

なお、成長ホルモン分泌不全性低身長症は、小児慢性特定疾患治に含まれるため、病院の検査でそれが明らかとなり、認定されれば、国の「小児慢性特定疾患治療研究事業」から助成金を二十歳になるまで受けることが可能です。

ただし、一度認められたら二十歳まで自動的に助成金が受けられるわけではなく、一年ごとに更新申請が必要で、治療のための基準を満たしていないと判断された場合は終了となります。

また、成長ホルモン注射にかかった費用の、自己負担限度額を超えた分に対しては、「高額療養費制度」によって、超えた分は戻ってきます。

成長ホルモン注射における副作用等

体質やその日の健康状態如何によっては副作用がないとは言い切れませんが、ほぼ安全な療法とみなされています。

しかし、いつも決まった場所に注射をすると、注射した箇所がへこんだり、発疹が出ることもあります。

また、成長ホルモン注射のために成長が促され、関節の痛み(いわゆる成長痛)が起きることもありますが、これはホルモン注射を打たなくても、成長期の子どもにみられるものなので心配はいりません。

その他の注意点としては、成長ホルモンは細胞の増殖を促すため、悪性腫瘍があった場合、腫瘍細胞を増殖させる可能性があります。

成長ホルモン注射を受ける前の検査で悪性腫瘍がわかった場合、成長ホルモンの投与はできません。

また、成長ホルモンは、体内に水分をためる働きがあるため、心臓や腎臓に病気があると、むくみの原因になります。この場合、医師と相談しながらの治療となります。

ポイント

成長ホルモン注射は、成長ホルモンの分泌が不足している低身長の子どもにのみ行われます。

成長ホルモン注射の投与は、成長ホルモンの欠乏による低身長と判断された時から始まります。

一般的に小学校の低学年から始めるケースが多いですが、それよりも早く受けることも可能です。治療の開始が早ければ、成長の遅れも少なくてすみます。

成長ホルモン注射による治療費は保険が使えるものの高額になるため、国の助成金や健康保険の「高額療養費制度」によって一定の費用を負担してもらうことができます。

成長ホルモンの投与による副作用の心配はほぼないものの、心臓や腎臓に問題のある場合、注意が必要になります。また、悪性腫瘍や糖尿病がある場合は成長ホルモンの投与はできません。

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