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身長を伸ばす運動と伸びにくい運動


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身長を伸ばす運動(スポーツ)とは?

背が伸びるためには、バランスの取れた食事をしっかり摂ることに加えて、十分な睡眠をとること、そして、適度な運動をすることがあげられますが、適度な運動(スポーツ)のなかにはどんなものが含まれるのでしょうか?

背が伸びるためにやった方がいいスポーツ、やめておいたほうがいいスポーツはあるのでしょうか?

そもそもなぜ適度な運動は背を伸ばすのに効果があるのでしょうか。まず、それから説明したいと思います。

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適度な運動が効果的な理由

身長が伸びるということは、骨が伸びることを意味します。

骨は、その先端にある骨端線の軟骨組織の分裂と増殖によって伸びます。骨端線は成長期の子どもにみられるもので、大人には見られません。成長期にあった骨端線は徐々に骨化していき、最終的には消失し、骨端線の消失と同時に成長も終わるからです。

骨端線が存在している間は骨が伸びる可能性があり、運動は、この骨端線に刺激を与え、成長ホルモンの分泌を促し、身長を伸ばす効果があると考えられています。また、体を動かすことで血流がよくなることも、骨の成長に寄与します。

屋外で体を動かすことは、太陽の光をあびて、体内でビタミンDを合成し、ビタミンDには、骨の材料となるカルシウムの吸収を助ける働きがあります。

さらに、運動は食欲を高め、運動後に訪れる疲労感は深い睡眠に入りやすくし、成長ホルモンは睡眠中に最もよく分泌されます。

運動は、背を伸ばすことに必要とされる睡眠と食事の二つに働きかける牽引役をしてくれます。

適度な運動とは?

運動の効果はわかったものの、適度とはどのくらいのことをいうのでしょうか。

適度といっても、子どもの体力や成長速度には個人差があるため、それを具体的に示すことは非常にむずかしいことです。

適度というのがどのくらいをいうのかは難しくても、それとは反対の、適度ではない、つまり過度な運動ならなんとなく分かる気がしませんか? つまり、むちゃな、無理をする運動です。

ネットで身長を伸ばすのに効果のあるスポーツは何か、で調べると、決まってバスケットボールやバレーボール、ウェイトリフティングといったスポーツの競技名が出てきます。

でも、実際には、いろいろなスポーツを取り上げて、何が身長を伸ばすのにいいのか、悪いのかを問うのはあまり意味がない、と思われます。

少なくとも体を動かすことは前述したように、体にも、骨の成長にとってもよいことです。でも、体を動かすことが問題になるのは、それが適度でないとき、つまり、無茶や無理をするときです。

では、どんな時に(状況で)、人は無理な動きをするのでしょう?

それがわかれば、その運動を避ければいいのではありませんか?

それは、バスケットボールやバレーボール、ウェイトリフティングといったものではありません。野球でも、サッカーでもありません。

スポーツの種類は関係がない

スポーツの種類は関係なく、むしろ、その運動を楽しんでやるのか、競技でやるのかで、一方は避けた方がいい運動になるということなのです。

自分から進んで、己の限界を超えるような状況、無理をする状況になるのは、競技として運動をする場合だと思います。競技で行う運動においては、運動神経のよさが問われたり、勝つための練習を繰り返し行うこともあります。

今、自分がしんどいと思っても、走らなければなりません。チームの足を引っ張ってはいけない、と家に帰ってからも、遅くまで自主トレに励むかもしれません。

同じスポーツをするのでも、楽しんでする場合と、競技でする場合とでは、競技でする場合のほうが無理をしてしまう状況になりやすいと思います。

体、とくに骨の成長する骨端線に不必要な負荷をかける状況(動き)がうまれるのは、楽しんで動いているときよりも、競技として動いているときではないでしょうか。

ですから、バスケットボールが悪い運動となってしまう場合もあるし、よい運動になる場合もあります。重い重量を扱うウェイトリフティングでも、楽しんでやる程度なら、成長ホルモンが分泌され、よい運動になりますが、自己の記録を伸ばそうと無理をしてやれば、それは体を壊す危険性があり、悪い運動になりえます。

どのスポーツでも、それが関節や骨にとって無理な負荷をかけたり、無理な姿勢を生む瞬間があります。

本来、運動は骨を伸ばす効果があるものの、この適度を間違えると(無理をすると)、逆効果になるため注意が必要です。

なぜなら、骨端線が損傷した場合、骨端線が閉鎖し、成長が止まることもあるからです。

骨の成長が骨端線における軟骨組織の増殖だということを考えると、骨端線を傷つけない程度の運動でなければなりません。

成長期は二度と訪れないため、無理な運動は避けましょう。

ポイント

背を伸ばす要因には、遺伝、栄養、睡眠、そして適度な運動が関与しています。

適度な運動は、運動によって消費したエネルギーを補おうとして食欲を旺盛にし、運動から得られる疲労感で深い睡眠をもたらす効果があります。

このように運動は、背が伸びるために必要な遺伝以外の他の要素――睡眠と栄養を摂ること(食事)――もうまくまわらせる働きがあります。

適度な運動は背を伸ばすのに効果がありますが、過度な運動は逆に関節や骨に無理な負荷をかけ、成長のために必要な骨端線の働きを阻害する恐れがあります。

背をのばしたい成長期の子どもは、無理をしない、楽しめる運動をしましょう(運動は楽しみながらやりましょう)。

スポーツ障害の問題

幼いうちから運動系の習い事をしている子どもは多く、それと同時に練習に打ち込むことで、本来、子どもの成長を助けるはずの運動が、深刻な問題を引き起こしています。

スポーツが原因となる身体の故障には、スポーツ障害とスポーツ外傷の二つがあります。

スポーツ外傷とは、スポーツ中に物理的な負荷を急激に受けて骨折や捻挫などを起こすものをいい、スポーツ障害は、長期的に繰り返された動作や負荷が原因となって慢性的な痛みを起こすものをいいます。

場合によっては、スポーツ障害という言葉には、スポーツ外傷も含まれることがあります。

一般的に、スポーツ外傷のほうは怪我に気づきやすく、治療を早期に受けることが多いのに対し、スポーツ障害の方は、骨・筋肉・関節等にダメージが蓄積していることに気づきにくく、適切な対処を怠ると、関節の変形等、日常生活にも差し障りが出るようになります。

多くの競技スポーツは、そのスポーツにおける動作そのものが問題というよりも、より上手く、より早くなろうとする性質があるため、技術やパワーの修得のために動作の反復練習等によって、まだ骨や筋肉の十分に完成をみない成長期の子どもたちの体に負担となっています。

成長期の子どもたちの骨は、骨の端が骨端線と呼ばれる軟骨組織を有しているため、骨は大人に比べて骨折や変形しやすいのが特徴です。

スポーツ障害の種類について

また、この時期の子どもたちの筋肉は、骨の成長に追いついていない場合もあり、繰り返される運動によって筋肉がたえず高い緊張状態に陥っている可能性もあります。

なお、典型的なスポーツ障害には以下のようなものがあります。

●オスグッド病

サッカーやバスケットボール等、ランニングやダッシュ、跳躍が繰り返されるスポーツにおいてよく発生します。脛骨(けいこつ)付着部から膝蓋(しつがい)靭帯がはがれ、骨が少しずつ突き出してきて痛みます。

●シンスプリント

走ることの多いスポーツで、運動中や運動後に、スネの内側(場合によっては外側にも)に、慢性的な鈍痛が起きます。痛みを放置していると、走るのが困難になったり、治りが悪くなります。

●野球肩

投げ過ぎによる肩に疼痛が起きます。

●野球肘

投げ過ぎによる肘に疼痛が起きます。

●テニス肘

テニス 、バドミントン、卓球などのスポーツで肘に疼痛が起きます。

●疲労骨折

継続的に加えられた負荷によって引き起こされる骨折です。

●腰椎分離症

継続的な負荷による腰椎の疲労骨折と考えられています。

●シーバー病

走ったりジャンプしたりするをすると踵が痛みます。踝周辺も痛むことがあります。悪くなると普段の生活でも、歩いていると痛むようになります。「踵骨骨端症」( しょうこつこったんしょう)ともいいます。踵に負荷がかかることによってきわめて小さい骨折が起きたり、骨膜に炎症が起きたりします。

●前十字靭帯損傷

膝の外側からの衝撃や跳躍のあとの着地等で、膝関節内の前十字靭帯が損傷し、膝の安定性が損なわれます。

●ジャンパー膝

膝の曲げ伸ばしや跳躍、ダッシュを繰り返すスポーツによく見られます。脛骨(けいこつ)と膝蓋骨(しつがいこつ)をつなぐ大腿四頭筋腱付着部や膝蓋靱帯に炎症が起きます。重症例では膝蓋靱帯が完全に断裂します。膝蓋靱帯の断裂が起きることもあります。

 

スポーツ障害を未然に防ぐためにできること

練習の前の準備運動は、体をあたため、血流をよくし、体を動きやすくして筋肉のケガを防ぎます。

また、運動の前と後にはストレッチをしましょう。運動前にするストレッチは筋肉の柔軟性をあげ、関節の動きをなめらかにするのに役立ちます。運動後にするストレッチは疲労の回復をはやめてくれます。

近頃では、親子が一緒になって子どもをプロのスポーツ選手にしようと、子どもがまだ小さいときからハードな練習を課している場合があります。

骨や筋肉、腱がまだ未熟なうちに運動で無理な負荷を与えた場合、後遺症を残す場合もあります。もちろん身長の伸びにも影響を与えることになります。これでは何のために体を鍛えているのかわかりません。

「命あっての物種」という言葉がありますが、体あっての物種です。健康にも身長の伸びにも影響してくるハードなトレーニングはほどほどにしておきましょう。

 

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