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足のサイズと身長は比例する?


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足の大きさと背の高さ

もしもあなたがロビンソン・クルーソーのように、どこかの名もない島に漂着したと想像してみてください。

ある日、海岸を歩いていたあなたは、砂浜の上に人の足跡があるのを発見します。

それはとてつもなく大きな足跡で、あなたは恐る恐るその足跡に自分の足の裏を重ねてみます。確かめるまでもなくそれは、あなたの足がすっぽり入り、長さにも幅にもなおまだ余裕がありました。

その足跡は、ずっと向こう側に見える岩場の陰まで続いていて、そこで消えていました。あなたはここは無人島だと思っていたのに人がいることに気づきました。

あなたはもう一度足もとにつけられた足跡を見ました。この足跡をつけた相手は、途方もなく大きいに違いない、とあなたは思ったのではないですか?たぶん、わたしも、そう思うでしょう。

でも、まだ相手を見たことがないにもかかわらず、なぜ、そう思ったのでしょう?

それは、手や足、頭といった人体の各パーツの大きさは、個人差があっても、ある比率に従っている、と思うからではないでしょうか。

犯罪捜査の現場でも足跡は重視されています。

ウィキペディアの「足跡」を見ると次のような興味深いことが書かれていました。

 

『現代人の足跡も、真剣な調査の対象となる。何らかの事件が発生し、現場に足跡が残されていた場合、足跡は事件の犯人を探るための重要な情報源となるため、鑑識によって慎重な鑑定が行われる』
(人間の足跡[編集]足跡 – Wikipedia /https://ja.wikipedia.org/wiki/足跡

 

そして足跡からわかるものとして、次のようなことが書かれていました。

『履いている靴の種類はもちろん、現在の調査では足跡から対象者のおおよその体型も判別できる』

ウィキペディアでは「おおよその体型が判別できる」と書いてありますが、おおよその身長がわかると書いてあるサイトもありました。

足跡を重視するのは、犯罪捜査に携わる人たちばかりではありません。古生物学者や古人類学者は、今は絶滅して存在しない生物の足跡からその大きさや、体重まで推定します。

 

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足の大きさと身体の大きさは相関関係にある?

足跡から体重や体の大きさがわかるということは、足の大きさと身体の大きさ(背の高さ)は相関関係にあるということでしょうか? はい、そうです。そうでなければ、事件現場の足跡から犯人の体型を推定することはできません。

しかし、「足の大きさ」と「背の高さ」について調べたりすると、非常に多くの資料で、「足の大きさと身長は関係ない」といったようなことを書いてあるのが目につきます。

これは間違ったことを書いてあるのでしょうか? それに答える前に、実のような実験をやってみましょう。

 

A 肘から手首の長さと、足の裏の長さを比べてみてください。

 

B 次に、膝から踵までの長さと、肘から指先までの長さを比べてみてください。

 

C 最後に、立って、両手を真横に開いてください。腕はまっすぐに伸ばします。このときの両手の指先から指先の間の長さとあなたの身長を比べてみてください。

 

ABC三つの実験の結果はどうだったでしょうか? 比べたものどうしはほぼ同じだったのではありませんか?

もちろん、この実験結果は人によって違う結果になることもあります。でも、みんな体の大きさも体重も、人それぞれで違うはずなのに、同じ結果になる人がたくさんいます。

どうしてそうなるのか、不思議に思いませんか?

それは、手や足といった人体の各組織の大きさは相関関係にあるからです。つまり、ある一定の比率でもって体の各部はその大きさにおいてバランスと調和を保っているのです。

事件現場における犯人の足跡を測定する場合、足の大きさは、踵から親指までの長さを距離をはかりますが、このほかにも、土踏まずの位置、足底の幅といったものの値も求められます。

こうした測定が意味をもち、犯人特定の材料になるのは、人は、背が高いとか低いとかの個人差が人によってありながら、体の各組織の大きさにおいてはある一定の割合をもっているからです。

砂浜についていた足跡が巨大だったとき、その足跡の主も大きな人間に違いない、と思うのは、わたしたちはなんとなく体の大きい人は足も大きいだろう、と思っているからで、それはあながち間違いではありません。

しかし、「体の大きい人は足も大きい」という認識は間違いではないものの、そこから「足が大きいと体も大きい。だから足の大きな子どもは大きくなる(背が高くなる)」とか、逆に「足が小さいと大きくなれない(背が高くなれない)」と考えるのは間違いです。

なぜ、そう言えるのでしょうか。

なぜなら、「体の大きい人は足も大きい」というのは、時間軸を考えずにただ身体各部の大きさの比率について言っているのに対し、「足が大きな子どもは背も高くなる」というのは時間軸を考えに入れなければならないのに、それを無視して言っているからです。

たとえば、一般的にいって男性の方が女性よりも体が大きく足も大きいのではないでしょうか。ですから「人は総じて男の方が女よりも大きい」ということができます。

しかし、成長期のある時期においては、これを言うことができません。女の子のほうが大きい時期があるからです。ですから「人は総じて男の方が女よりも大きい」と言った場合、それは成長を終えた人たちについていう場合、正しいことになります。

足の大きさと身長の関係は子供にはあてはまらない

「体の大きな人の足は大きい」と言えるのは、すくなくとも成長の終わった大人に言えることで、まだ成長の途中にいる子供にはあてはまらないということです(大人に当てはまることであっても、子どもにそれを当てはめて言うことはできない、ということです)。

子どもの成長していくはやさも、そのスパンも、個人差があるため、成長の終わっていない現時点の足の大きさだけで、将来の身長を言うことはできません。

足の大きさと身長の関係について調べていると、足の大きさと身長は全く関係ないといった書かれ方がしているのはそのためかもしれません。

「足の大きさと身長は相関関係にあるが、それでも子どもの場合、各人の成長速度には個人差があるため一概に言えない」というのがより事実に近いでしょう。

たとえば、事件現場に子どもの足跡があった場合、足と身体の大きさには相関関係がありますから、捜査関係者はその足跡から子どもの身長を推定できるでしょう。しかし、その子の将来の身長までは、足跡だけから推定するのは難しいでしょう。

足の大きさと身長が相関関係にあったとしても、成長期の子どもの現時点での足大きさが将来の身長を決定するといえないのは、次のようなたとえで理解できるのではないでしょうか。

 

例① 身長に遺伝は関係している、と言います。ですが、遺伝が身長を決定づける、とは言いません。

 

例② また、睡眠は身長に関与している、と言えますが、睡眠が身長を決定づけるとは言えません。

 

例③ 背がどれくらいの高さになるかは栄養も関係していますが、栄養だけが身長を決定するわけでもありません。

 

足の大きさもこれと同じことが言えます。

体の大きさと足の大きさは関係している。ですが、子ども足の大きさは、将来の体の大きさを決定しない。

身長がどれほどの高さになるのかは、成長過程という時間帯の中で繰り返される、かなり複合的な要因が重なり合って決まります。

遺伝的に背の高くなる要素を持っていたとしても、睡眠や栄養が不足していれば、背は高くならない可能性があります。

今、足が大きくても、その後の生活習慣等で背は高くならない可能性はありますし、今、足が小さくても大きくなる可能性もあります。

ポイント

背の高い大きな力士の手のひらや足が大きいように、総じて大きな人は小さな人に比べて手足も大きいようです。

男性と女性を比べたとき、だいたいにおいて男性が大きく、そして足の大きさも男性のほうが女性に比べて大きいようです。このように足と体の大きさ(身長)は関係があります。

しかし、体の大きな人の足が大きいのは成長の結果であって、まだ結果が出ていない(成長の終わっていない)現時点の子どもの足の大きさでもって、将来の身長を言うことはできません。

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