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プール熱(咽頭結膜熱など)は保育園や幼稚園にはいつから登園できる?


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プール熱(咽頭結膜熱など)はアデノウイルスという名のウイルスが原因の感染症のことをいいます。

水がある場所で感染することが多く、気温が高くなる6月頃から流行し始めます。その後、7月から8月頃の夏の時期にかけて流行のピークを迎えます。

涼しくなってくる10月頃には流行が治まることが多いですが、アデノウイルスは冬に活動しないというわけではありません。

冬の時期に大規模に流行することはあまりないですが、感染してしまうことはよくあります。

では、子供がプール熱(咽頭結膜熱など)にかかったらどう対処すればいいのでしょうか。また、登園できる目安はどれくらいからなのでしょうか。

そういった疑問を解消するために、プール熱について紹介していきたいと思います。

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プール熱にかかるとどんな症状がでるの?

プール熱 症状

発熱・咽頭炎・結膜炎が代表的な症状

プール熱(咽頭結膜熱など)の最も代表的な症状は、39℃を超えるような高熱が出ることです。

中には40℃を超えてしまうような高い熱が出ることもあり、発熱は数日から一週間程度といった比較的長い期間続きます。

また、高熱によって熱性けいれんを起こしてしまうこともあります。

それから喉に痛みが生じる咽頭炎もプール熱の代表的な症状になります。

のどの炎症が広がってしまった場合には、扁桃腺炎になってしまうケースもみられます。

その他にも結膜炎の症状が出ることもあります。

結膜炎になると目が真っ赤に充血したり、涙が多くなったり、光を眩しがるような仕草を見せることもあります。

目やにが多くなったり、目にかゆみが生じたりします。

赤ちゃんなど小さいお子さんの場合には、きちんと症状を訴えることが難しいので注意深く観察する必要があります。

高熱が出ることで全身に倦怠感が生じてぐったりすることもありますし、赤ちゃんの場合には機嫌が悪くてぐずってしまうこともあります。

食欲がわかなかったり、腹痛や下痢といった消化器系の症状が出ることもあります。

発熱・咽頭炎・結膜炎の3つが代表的な症状ですが、必ずこれら全ての症状が出るわけではありません。

高熱が出ただけで咽頭炎の症状が出ないといったこともありますし、喉の痛みは強いもののあまり目は充血していないといったこともあります。

アデノウイルスの潜伏期間は?

アデノウイルスの潜伏期間は数日の場合もありますし、2週間程度かかることもあります。

突然、急激な症状が出て発症することが多く、高熱が出たことで気付く人が大半です。

プール熱は乳幼児がかかりやすい感染症とされていますが、大人が感染することもあります。ただし、抵抗力が弱い子供の方が大人よりも重症化することが多いとされています。

水を媒介して感染するのでプール熱という名前が付いていますが、実際には飛沫感染によってアデノウイルスに感染してしまう割合の方が高くなっています。くしゃみや咳によって生じる飛沫によって感染するためです。

また、アデノウイルスが手につくなど接触することで感染する場合もあります。

非常に強い感染力を持っているのが特徴です。

保育所などのガイドラインでの登園基準は?

登園 ガイドライン

登園が禁止されている出席停止の期間が決められている

プール熱は、文部科学省が定める学校保健安全法によって第二種学校伝染病の1つに指定されています。

咳やくしゃみから生じる飛沫によって感染しやすい病気なので、1人が発症すると次々にうつってしまう危険があるからです。

そのためプール熱と判明したら保育園や幼稚園には登園することはできません。

プール熱と診断されたら保育園や幼稚園に速やかに連絡する必要があります。

出席停止になる期間は「主要な症状が消えてから2日を経過するまで」と定められています。

つまり、熱が完全に下がって喉の痛みや目の充血が消えてから2日経過しないと登園できないということになります。

忌引きと同様の扱いになるので欠席扱いにされることはありません。

登園許可証(治癒証明書)が必要

多くの保育園や幼稚園では、登園する際に医療機関を受診して医師の登園許可証をもらわなければいけないと規定しています。

自治体によって呼び名やルールは違っていて治癒証明書という場合もありますが、医療機関を受診する必要があることには変わりません。

熱はしばらく前に下がったけれど、まだあまり食欲がないなど判断に迷うような時にも医師の診察を仰ぐのがおすすめです。

また、登園ができるようになってからもしばらくは体内にアデノウイルスが潜伏しているので、プールに入ることは控える方が良いとされています。

目安となる期間は大体二週間です。

体内にはウイルスが存在しており、排出される便にもウイルスが含まれています。

登園を控えた方がいい状態とは

プール熱 登園 控える

登園を控えたほうがいい主な症状

・熱が完全に下がりきっていない(24時間以内に37.5℃を超えたことがある)
・目が充血している
・のどに痛みがある
・食欲があまりない
・ぐったりしている
・目やにが多い
・腹痛や下痢の症状がある
・咳がひどい
・目に痛みを感じることがある

これらの症状がある場合には、登園するのは望ましくありません。

完全に回復するまでは長い期間かかることも多く、一週間以上安静にしていなければいけないこともあります。

そのため長期間保育園や幼稚園に行くことができずに、親御さんも仕事を休まなければいけないことも多いようです。

何日も仕事を休めないと焦ってしまう親御さんも多いと思いますが、治った直後は免疫力も落ちているので無理をすると新たな病気をもらってきてしまうことになりかねません。

完全に良くなって体力が回復してから登園するようにしましょう。

症状が収まってもすぐには登園できない

また、主要な症状が消えてからすぐに登園することができないのもプール熱の特徴です。

主要な症状が消えてから2日経過しないと登園できないので、回復した後の2日間は家の中で体力を持て余してしまうといったこともあります。

ただし、感染力が強く人にうつりやすいので、必ず決められた出席停止期間は守るようにすることが大切です。

登園してしまうと、他の子供に病気をうつしてしまうことになります。

登園できる目安

プール熱 登園 目安

登園できる目安と対処法

・熱が完全に下がりきっている(24時間以内に37.5℃以上を超えていない)
・目が赤くなったり、充血したりしていない
・のどに痛みが生じていない
・目やにがあまり多くない
・元気がある
・食欲がプール熱になる前と同じくらいある
・下痢になっていない
・お腹に痛みはない
・頭痛がない
・まぶしくない
・医師から登園許可(治癒証明書)が出ている

プール熱の原因となるアデノウイルスには、インフルエンザウイルスのように効果的な抗ウイルス薬などは存在していません。

そのためプール熱になってしまったら、基本的には対症療法で対処します。

高熱が出ている時は出来る限り安静にして、症状が治まってくるのを待つしかありません。

対症療法として、のどの痛みを緩和するために鎮痛薬が処方されることもあります。

のどが痛くて食事の際に飲み込みづらいということも多いので、おかゆや薄味のスープ、お豆腐といったのどごしが良いものにするのがおすすめです。

温かいものよりも冷めているものの方が、のどにかかる負担が少なくなります。

ジュースなどは炎症を起こしている喉には刺激が強いので、水分は薄くした麦茶やお水などで補給するようにします。

また、目やにが多く出る時や目の充血がひどい時などには、抗生物質や点眼薬などが用いられることもあります。

プール熱は感染力が強い!しっかり衛星管理を

プール熱 衛生管理 予防

プール熱になってしまった場合

プール熱を引き起こすアデノウイルスは非常に感染力が強いので、感染してしまったら周りにうつさないように気を付ける必要があります。

咳をしている場合にはマスクをするようにします。

咳き込んだりくしゃみをした時にはウイルスをまき散らしてしまうことになりますが、マスクをしていれば飛沫を飛び散らないようにすることができます。

また、プール熱を発症した直後は特に感染力が強い状態になっています。

その時期には学校や保育園、幼稚園など人が多い場所に出かけるのは控えなければいけません。

スーパーマーケットやコンビニなど買い物に連れ出したりするのも控える必要があります。

買い物は家族に頼んだり、ネットスーパーなどを利用するのがおすすめです。

お医者さんに行く時にも事前の連絡を

プール熱

病院を訪れる際にも事前に症状を電話で伝えておくといった対策も必要になります。

病院によっては、インフルエンザやプール熱などうつりやすい感染症かもしれない場合には窓口が別になっていることもあります。

また、登園が出来るようになった後もアデノウイルスは体から排出されています。

便にも含まれているので、下痢の症状がある場合には登園は避ける必要があります。

特に赤ちゃんの場合には保育士が対処をしなければいけないので、通常の便に戻ってから登園するのが望ましいでしょう。

親御さんもオムツの交換をした後は、しっかりと手洗いをしてウイルスを広げないようにすることが重要です。

プール熱の予防や感染の拡大を防ぐ対策

プール熱にかからないようにするには、まず手洗いや消毒を徹底することが大切になります。

それからタオルの共有なども避ける必要があります。

特に家庭に兄弟がいる場合には、タオルを共有することでウイルスに感染してしまうことがあるので、タオルは別々のものを使用するようにします。

ドアノブや玩具など子供がよく触れる場所も消毒するようにしておくと、感染予防に役立ちます。

登園していいかどうか判断に迷うような場合には、お子さんが通っている幼稚園や保育園、かかりつけ医に直接相談してみるのがおすすめです。

まとめ

アデノウイルスによって感染するプール熱は、高い熱が何日も続きます。

乳幼児の場合には40℃を超える熱が出ることもあるので親としては心配になってしまいますが、安静にして自然に回復するのを待つ以外の対処法はありません。

また、プール熱は感染が広がりやすい病気なので、出席停止の期間が定められています。

保育園や幼稚園に登園できるのは、プール熱の主要な症状が消えてから2日経過してからとされています。

保育園や幼稚園によっては、登園する際に医師の登園許可証や治癒証明書をもらわなければいけないこともあります。

登園できるかどうかはお医者さんや園の先生としっかり相談してから決めるようにしましょう。
 

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