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ヘルパンギーナにかかったら保育園や幼稚園にはいつから登園できる?


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乳幼児期の子どもを持って初めて「ヘルパンギーナ」という病名を聞いたという方もいるかもしれませんね。

夏風邪の代表的なものといったりもしますが、感染症の1つです(そう!うつるんです!)。

普通は「夏=プール!」というイメージですが、保育所勤めの方なんかは、「夏=ヘルパンギーナ」の季節といった印象があるそうです。

「プール遊びしようかな」と思ったら、「あれ?体が暑いぞ、熱?」といったことも珍しくないといいます。

そこで今回はヘルパンギーナはどういった病気なのか、登園はできるの?いつから?といった内容をご紹介します。

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子どもがヘルパンギーナになっちゃった!どんな症状がでるの?

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは夏風邪と勘違いしやすい

ヘルパンギーナとは感染症の1つで、エンテロウイルスが原因で発症するもので、夏風邪の代表的なものです。

ワクチンでの予防もなく、誰にでも感染してしまいます。

特に乳幼児期のお子さまが感染することが多く、症状としては主に発熱や口腔内に小水疱(水ぶくれ)ができます。

夏風邪と言われるだけあり、はじめは「熱あるな、ただの夏風邪かな?」と思ってしまいます。

ですが、ご飯やおやつの時に「ご飯嫌がるな」「好きな物なのに食べないな」という風に思って口の中を見ると、口の中や喉の奥に発疹や水ぶくれが出来ていてヘルパンギーナに感染していることがわかったりします。

ヘルパンギーナの症状

ヘルパンギーナの潜伏期間は2日~6日程で突然高熱が出ます。

そして口の中や喉の奥に水疱が見られたり、その水疱が潰れて潰瘍を作ることもあります。

その痛みから、食事だけではなく、水分補給も嫌がり、高熱と合わさって脱水症状を起こすことがよくあります。

また、発熱に伴い、熱性けいれんを起こす場合もあり、注意が必要です。

ごく稀ですが、無菌性髄膜炎や急性心筋炎などの合併症を引き起こすことがあるそうなので、受診はしっかりと行っていきたいですね。

感染して発症するまでに数日かかるので、発症した時点で周りの大人や子ども達の体の中にウイルスが入っているかもしれません。

クラスや園内で感染者が出た時にはお子さまの体調の変化(特に小さい子は上手に伝えられませんが、指を口の中に入れて痛みを訴える場合があるかもしれません)がないか、気をつけておきたいですね。

保育所などガイドラインや登園基準はあるの?どこで分かる?

保健所 ガイドライン 登園基準

登園できるかどうかはガイドラインに従う

最近では多くの園が感染症について登園の基準を設けています。

入園時の案内や説明会などで、ヘルパンギーナだけでなく、感染症になった時の登園の基準をお知らせしたり、冊子を配ったりされています。

なぜなら、たくさんの子ども達が一緒に生活するということは、感染症にかかる機会が多くなるので、その対策が望まれているからです。

学校や幼稚園、保育所がそこに該当します。

幼稚園は学校と同じ文部科学省が管轄になるので、そちらでガイドラインがさだめてあります。

学校保健安全法第19条『校長は感染症にかかっており、かかっている疑いがあり、又はかかるおそれのある児童生徒等があるときは政令で定めるところにより出席を停止させることができる』と定めています。

また、保育所においては厚生労働省が発行し『2018年改訂版保育所における感染症対策ガイドライン』を元にして掲載している『感染症にかかったときの登園のめやすと医師の意見書及び保護者の登園届け』を参照するよう記されています。

そのため、各幼稚園、保育所でガイドラインに基づいて登園の目安を設けています(ガイドラインでは、登園の目安は症状が回復した後、と記されています)。

登園許可の基準を確認しておこう

登園できるかどうかは、入園時の資料などで確認するか、直接園や担任の先生などに確認するのがベストな方法です。

また、園によって対応が違い、登園の許可証が必要な際、医療機関に受診後、許可をもらい保護者自身が用紙に記入する場合や、直接医師に記入してもらわないと許可証を受理してくれない場合があります。

なので、お医者さんで感染症にかかったと診断されたのなら、一度園に報告と、登園の際の必要な書類やその流れの確認はしておいたほうが良さそうですね。

登園を控えたほうがいい状態とは?少し元気になっただけではだめ?

ヘルパンギーナ 登園 控える

まずは子供の様子をしっかり観察しよう

登園の目安は、病状の回復後となりますが、どの時点で回復とみなされるのでしょうか?

まず、最初にお伝えしておきたいのは、幼稚園も保育所も健康な子ども達が集団生活をおくる場所ということです。

病児、病後児保育とは違うということですね。

「集団生活と言っても自由に遊んでいるだけでしょ?」と思われがちですが、実は体力を消耗しますし、子ども達も周りに気を遣い、家にいるより疲れるものです。

特に小さな乳幼児だと、「眠いな」「ちょっと疲れたからゴロゴロしたいな」と思っていても、元気に遊ぶ友達の姿を見ると「楽しそう!やっぱり遊ぼう!」となりがちです。

これは、体や頭は疲れて休息したいのに、できていない状態です。

そうなると、すぐ治るはずの病気が長引いてしまったり、体調をさらに悪化させてしまうことになりかねません。

なので、「少し元気になったから、大丈夫!」とはすぐに考えず、遊びや食事の様子をじっくり見て判断しましょう。

具体的な登園を控えた方がいい症状とは?

まだ登園を控えたほうがいい状態として、

・熱がある(上がったり、下がったりも含む)。

・口の中を痛がる。

・水分補給が出来ていない。

・普通の食事が取れない。

といったように明らかに病気の症状が出ている場合。

その他として、

・遊んでいても普段の活発さがない。

・ぼんやりすることが多い。

・常にゴロゴロしている。

・ずっと機嫌が悪い。

などの状態は集団生活に戻るには少し早いかもしれません。回復のための休息がまだ必要な状態が考えられます。

なお、病院から許可が出ていない状態も同様です。

一般的には、少しずつ回復していくのであまり心配はいりませんが、赤ちゃんの場合は、「口の中が痛くて食べられない」「空腹で眠くても眠れない」「ずっと機嫌が悪く抱っこしている」なんて状態もあるかもしれません。

もし、卒乳しておらず、母乳やミルクを飲んでいる状態や離乳食期の場合でしたら、無理に食べさせなくても、水分や栄養を母乳やミルクを多めにして上手に利用してみましょう。

「せっかくミルクや母乳を飲むことが減ってきたのに…」と思ってしまいそうですが、脱水症状になりやすいのでそれを予防する方が優先的だと思います。

卒乳している子は、経口補水液を利用したり、状態によっては早目に医療機関の受診をおすすめします。

どのくらいで登園できる?

ヘルパンギーナ 登園 目安

お医者さんや園の先生の指示には従おう

症状や回復具合にもよりますが、早いと数日、長いと1週間前後の期間が必要になるかもしれません。

基本的に登園の目安は園の規定に沿ってということになります。

ほとんどの園が医師の許可が降りてからとなっているのではないでしょうか?

最低でも以下の状態はクリアしておくべきではないでしょうか。

・熱は下がっている。

・食べても痛がらない。

・普段のように食事が取れる。

・水分補給もきちんとできる。

また、体力的にも回復していることが大切です。

病院で許可がもらえるだろうと受診したものの、「明日もう一度受診してください。」「明日まで用心して休んでね。」などの指示が出るかもしれません。

その時はちゃんと指示に従い登園準備をしましょう。

また、熱性けいれんを初めて起こしたお子さまは特にちがった対応がされるかもしれません。

検査が必要になってくるかもしれませんので、不安や心配はしっかり聞いておきましょう。

園で感染を拡大させないようにしよう

色々羅列すると細かく感じるかもしれませんよね。

しかし、先ほど述べたように子どもたちは集団生活をしています。

たくさんの子ども達がいる施設や機関では、感染症を広げないようすることが望まれます。

逆の立場を考えればおのずとお分かりになると思います。

まだ感染するかもしれない状態のお子さまを預かり、感染していない子どもたちに感染を拡大させてしまっては、保護者も園へ不信感がでてくるでしょう。

集団生活はお互い様の時もありますが、体調面で望ましい状態かどうかを考えて登園するようにしましょう。

色んなところから感染する!ヘルパンギーナは感染力が強い!

ヘルパンギーナ 感染力 強い

ヘルパンギーナの感染経路は飛沫、接触、経口感染があります。

①飛沫感染

飛沫感染は感染者の口腔内に出来た水疱が潰れてくしゃみや咳と一緒に空気中に出ます。

その空気中のウイルスを吸い込むことで感染します。

②接触感染

接触感染とは、ウイルスは感染者の便と一緒に排泄され、トイレやオムツ交換後の手洗いが不十分だと、ドアノブやスイッチなどを介して他人の手にウイルスが付き、その手で目や鼻、口に触れその粘膜から体内に入って感染するものです。

また、唾液や鼻水がついたおもちゃを貸し借りするのもふくまれます。

③経口感染

経口感染は、飛沫や接触感染からウイルスが飲食物に付き、それを食べることで感染することです。

 


ヘルパンギーナは①や②の感染が多く、予防としては手洗いやうがいの徹底になります。

また、兄弟での感染を予防したい場合は、出来る限り感染者と接触しないのも1つの予防になります。

また、感染者と同じ箸や食器、タオルなどを使用しないことも重要です。

お世話をする大人は、手洗いやオムツの処理の徹底、兄弟などはできるかぎり接触しないのがポイントになるでしょう。

基本的にヘルパンギーナだけでなく、感染症は広まりやすく、特に乳幼児は場合によって長引いたり重篤化してしまいます。

登園できるかどうかのめやす目安は、保護者だけの判断にせず、園の先生に相談したり、かかりつけ医に確認することが大切です。

同時に不安や心配なども相談し解決するいいタイミングになるかもしれません。

まとめ

ヘルパンギーナ

病気になったら、専門的な知識や正しい情報が必要になってきます。

登園に関して、園は家庭とは違い集団での生活が基本となるので、ヘルパンギーナをはじめとする感染症にかかった時は信頼できるかかりつけ医や園の先生に相談し正しい知識を持って対応したいですね。

様々な経験や知識を持つ方も多いので、小さな困ったことへのアドバイスも豊富です。

病気の時となると、育児に、一筋縄では行かずいつもと違う大変さを感じるかもしれません。

そんな時に、心強いアドバイスがもらえたり、安心して看病ができるようになるかもしれないので、お医者さんや園の先生など周りを頼ってみる価値は十分にあると思いますよ。
 

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