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小学生が理科を好きになって成績がアップするためのポイントとは?


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理科とほかの科目の最大の相違点は、小学校の理科で扱うことがらは、中学でも、高校でも出てくるということです。

大学受験で必要な物理も、化学も、生物も、地学も、一番基礎的なことは小学校で学んでいます。中学でも高校でも扱うことは、小学校の理科の発展形なのです。

つまり、小学校のうちに理科に親しみ、興味を持っておくことは、将来の大学受験やそれ以降の専門研究を行う上での土台作りという意味があります。

逆に言うと、小学校の間に理科に対して苦手意識を持ってしまうと、それ以降ずっと引きずる可能性が高いということでもあるのです。

身近で具体的なものから始まる小学生の間に理科に親しみ、理科を好きになり、成績をアップさせるために必要なポイントを、ここでご紹介します。

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理科は知っていれば成績がスグにアップする教科

理科は知っていればスグに点数が伸びる

小学生の理科は、さまざまな事象を2つか3つのパターンに分けて、Aの場合は~、Bの場合は~、Cの場合は~…といった形で理解することが基本的なフォーマットになっています。

ですから、単独で頭に入れるより、ほかのものと比較しながら(たとえば酸素なら、二酸化炭素や水素と比較しながら、それぞれの性質や実験方法を頭に入れるように)理解していくと、効率的に頭に入れることができます。

覚えること自体はそれほど多くないので、こうなったら、こうなる、と原因と結果を踏まえ、場合ごとにきちんと整理しながら理解していけば、目に見えて点数が伸びる科目でもあります。

点数が伸びれば、モチベーションも高まります。

手っ取り早く子供のやる気を高めるのに、もってこいの科目でもあるのです。

暗記をツラくないようにしよう

やみくもに覚えるのではなく、こうだからこうなる、と因果関係と規則性をふまえながら、整理していくことが大切です。

たとえば上弦の月であれば、太陽と月の位置がどうなっているから、地球から上限の月に見えるのかを理解しておけば、新月のときの太陽の位置も、下弦のときの太陽の位置も、類推することができます。

どうしてそうなるのかがわかれば、暗記する、という意識もなく、頭に入っていきます。

「なるほど、そういうことなのか」とお子さんが納得できるよう、保護者の方もちょっとした手助けをしてあげてください。

基本を理解したら、あとはパターン化です。

たとえば酸性、中性、アルカリ性に分けて表を作る。川であれば、上流、中流、下流に分けて、流れの速さや水量、河原の石の違いなどの表を作る。

実際に表を作ることで、全体が頭に入ります。

ひとつずつ、暗記していくのではなく、この場合はこうなる、それに対して…というように、パターンで理解し、記憶するのです。

ポイントは親と一緒に勉強したり体験させること

親と一緒に勉強したり色んな場所にお出かけしよう

小学校の理科は、身の周りから始まります。

具体的な植物や、石ころ、氷や水、自然現象、電気など、実際に目で見たり、電気を点けて光らせたり、そうした体験のひとつひとつを通じて「こうしたらこうなる」という原因と結果の思考や、「針葉樹と広葉樹の違い」という分類とパターン化の思考を、子供たちは自然に身に付けていきます。

教科書を眺めているだけでは興味も持てないことも、自分で見て、ふれて、体験することによって、血の通った知識になっていきます。

そのために学校でも実験や、野外観察を行っているのですが、それだけではやはり不十分。

休みの日には、いろんなところへ行ってみましょう。そのとき、保護者の方も子供と同じ目線から、自然現象に目を凝らしてください。

買い物に行く途中で見かけた鳥の名前を一緒に辞典で調べてみる。渡り鳥も意外に身近なところにいますから、その鳥がどこから来たかを調べてみます。

スーパームーンや流星群のニュースを目にしたら、一緒にベランダに出て、空を見上げる。台所で氷と水と水蒸気を実際に作ってみて、物質の三態の違いを肌で実感する。

日常には理科の種があふれています。

保護者の方も小学生になった気持ちで、見慣れたはずの日常世界を、もう一度見直してみてはいかがでしょうか。

勉強する時は親がいるリビングで

これは勉強全般に言えることですが、1人になった子供が自分から勉強することは、まずありません。

宿題をしようと自分の部屋に入っても、ゲームが気になったり、動画を見たり、マンガを読み始めたりするのがお約束の展開です。

だからこそ、塾や予備校は「自習室」を作り、高校生や大学生はファーストフードで勉強します。

それは、人目があるところに身を置くことによって、適度な緊張感を持ち、勉強せざるを得ない環境に自分を追い込むためです。

小学生の間は、親の目が届きやすいリビングで勉強をさせましょう。

ぼーっとしていたら声をかけ、教科書を音読していたら、耳を傾け、よく読めたね、と褒めてやり、わからないことがあれば聞きやすい雰囲気を作ります。

子供の様子を注視するのではなく、料理や片付け、アイロンかけなどをしながら、合間合間に声かけするぐらいがちょうどいいのです。

理科に興味を持たせるためのポイント

顕微鏡やライトスコープで一緒に遊ぶ

ライトスコープというのは、簡易型の顕微鏡。ライトが付いていて、光を当てながらものを拡大して観察することができます。

本式の顕微鏡ほどの倍率はありませんが、出したりセットしたりの手間もなく、もっと手軽に楽しむことができます。

最近ではスマホにセットしてとても手軽に楽しめるものもあります。簡単に写真に残すこともできるので非常に便利です。

しかも価格は4,000円前後と、顕微鏡よりも相当安く手に入れることができます。

まずはライトスコープで昆虫や植物、水生生物、石の表面や雪など、身の回りの小さな世界をのぞいてみましょう。

もう少し興味が出てきて、細胞やミジンコなどの微生物の世界に触れたくなったら、顕微鏡の出番です。

ちょっと操作にコツが必要なので、最初は保護者が手伝いながら、使い方を教えてあげましょう(顕微鏡の使い方は、高校入試どころかセンター試験にまで出たりするので、小学生のうちから慣れておくと、これから先役に立ちます)。

ライトスコープや顕微鏡は、不思議の国の扉を開けてくれる魔法のカギ。

いろいろなものを見るだけで、好奇心がどんどん育まれていきます。

星座早見盤で一緒に夜空を観察する

どれだけ都会の夜が明るくても、夕方になると西の空に明るく輝く金星が見えます。

まずはそこから、星の観察を始めてみてはどうでしょうか。

南東に輝く明るい星が、木星です。北に目を転じて、北極星と北斗七星は見つけられますか?

そうやって星に興味が芽生えたら、星座早見盤を買ってきましょう。

そうしてまずは季節ごとに異なる1等星を探します。それから1等星を手がかりに、星座を探していきます。

知らなければ、見上げることもない夜空が、星座の名前や星の名前を覚えることで、急に身近なものになっていきます。星座の元になったギリシャ神話を読むのも楽しいですね。

水族館や動物園で遊ぶ

小さなころから子供たちが大好きな水族館や動物園は、理科に親しむのにもってこいの場でもあります。

たいていの動物園や水族館には、動物や魚の生態や、体のつくりを通して、生き物たちが環境に適応するために、どのように進化を遂げていったか、といった教育的展示もありますので、一緒にそれを見ながら話し合ってみてください。

また、動物園・水族館では、実際に生き物にふれることができる場や、エサやりの体験、飼育員が解説してくれる講座が用意されているところが数多くあります。

行く前に時間を調べ、必要なら予約もしておきましょう。そうすることで、動物園や水族館を、積極的に活用することができます。

温度計や湿度計で温度や湿度を計って一緒に遊ぶ

温度計や湿度計は、一番身近な観察器具です。

夏休みなどの長期休暇には、朝・晩時間を決めて温度や湿度を測ったり、1日1時間ごとの温度や湿度を測ったりして、その記録をグラフに記入するだけで、びっくりするほど楽しい研究ができます。

1日の温度や湿度の変化や、天気と湿度の関係、夏休みの最初と最後の温度の違い。続けて、記録することによって、微細な変化を可視化できるようになります。

保護者の方は、3日坊主にならないように、面倒でも声かけしてあげてください。

記録する→続ける→その変化に気づく、ということを通して、子供に「科学する心」を身に付けさせることができます。

リビングに図鑑や辞典を置いて一緒に見る

大人だって植物の名前や虫の名前など、そんなに知っているわけではありません。

だからこそ、いつでも手に取れる場所に、植物図鑑や生物図鑑、辞典を置いて、「何だろう」と調べる癖を、まず保護者からつけていってください。

最初はめんどくさいと思っても、それを繰り返すうち、木や、虫や、鳥の名前を覚えるだけで、「世界がこんなにも豊かになっていくのか!」と驚くはず。子供時代に感じていた、ワクワクする心が戻ってきます。

「お勉強しなさい」的な意図が透けて見えると、絶対に手に取らない図鑑や辞典も、親が率先して「これは何だろう」と言っているのを見れば、子供もかならず乗ってきます。

親子で楽しめば、コミュニケーションも弾みます。

Eテレを一緒に観ながらいろいろ話し合う

Eテレには、学年ごとの理科番組のほかにも、科学の考え方とはどういうものなのかを教えてくれる「科学のミカタ」や「考えるカラス」、びっくりするような発想の実験を見せてくれる「大科学実験」など、興味深い番組がいくつも用意されています。

漫然と見ているだけでなく、「このあとどうなると思う?」とか、「こうしたらどうだろう」とか、「別のやり方はないかな」とかと、子供と一緒に考えてみてください。

ポイントは、「お勉強」ではない、ということ。

保護者の側が楽しめるかどうかにかかっています。頭を柔らかくして、一緒にワクワクしてください。

子供とこんな風に一緒に楽しめるのも、わずかな期間です。時にはめんどくさい、と思ったことが、子供が次第に大きくなり、自立すると、小学校時代に一緒に過ごした日々は、宝物のように思えてくるはずです。

期間限定のお楽しみと思って、身近ではできない実験や、思いもよらなかった発想にふれ、お子さんと一緒に疑問を抱いたり、そこからさらに本で調べたりしてみてください。


ほかの科目と違って、小学生の間に理科好きにするためには、少し保護者の協力が必要です。

植物や生き物にふれ、石や星にふれて、観察する目を養うために、いろんな経験を積ませてあげてください。

保護者自身が好奇心を持って、観察する姿勢や、こうだからこうなる、という原因と結果の考え方を日常的に見せることで、科学する心を育んであげましょう。

ポイント

小学校のうちに理科を好きになっておくと、後々の理科(中学なら理科一分野、二分野、高校なら物理、化学、生物、地学)の勉強を、非常に有利に進めることができます。

「お勉強」というかたちにせず、具体的なものごとにふれながら、楽しんで科学する心を保護者も一緒に養っていきましょう。

 

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