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小学生が社会科を好きになるために親がするべきポイントと注意点


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小学3年生から始まる社会科という科目は、小学生にとってあまり関心の持てない科目のようです。

地域の店や公共施設の見学などが中心の3年生4年生はともかく、日本全体を扱い、地理的要素や歴史的要素が入ってくる5、6年生になると、社会科を嫌う子供たちが増え始めます。

小学生にとっての社会科は、自分を取り巻く環境に目を向け、考える基礎を養う上で、重要であるだけではありません。

中学受験などを考えるお子さんにとっては、確実に点が取れる科目として、絶対に押さえておかなければならない科目でもあります。

同時に、小学生時代に社会科を好きになったり、社会科に対する好奇心を持つようになっておくと、他の人が直面する暗記の辛さを感じることもなくなるので、今後勉強を続けていく上で、大きな武器になっていきます。

ここでは子供が社会科に興味を持ち、社会科好きになってもらうために、親がなにをすべきかについてご紹介していきます。

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社会科は暗記する科目ではない

社会科は暗記する科目ではない

社会科というと、「暗記科目」と考える保護者の方が、大変多いです。

おそらくご自身が、中学や高校の定期試験直前に、必死で頭に詰め込んだ記憶から、そのように考えておられるのだと思います。

しかし、実際に地理や歴史、政治や経済に興味があり、大人になっても本を読んだり、関連するテレビ番組を見たりするのが好きな人に聞いてみると、暗記物だと思ったことがない、という答えが返ってきます。

好きだから、自分が読んだり調べたりするうちに、自然に頭に入った、というのです。

実際、多くの日本人は、戦国武将の名前や、江戸時代の有名な将軍の名前、東京や有名な観光地の名前や場所など、特に暗記したつもりはなくても、自然に頭に入っているものです。

社会科好きにするためには、まず、「社会科=暗記物」という考え方を止めることが大切です。

暗記という苦行の弊害

暗記は別の言い方で「丸暗記」とも言います。

考え、理解しながら身に付けていくのではなく、苦い薬を丸飲みするように、丸ごと頭の中に叩き込もうとすることです。

そんなやり方で勉強が好きになる子供がいるでしょうか?

いるとしたら、たとえば無関係な数字や文字を覚えて「すごい記憶力だね!」と褒められたことのある子だけです。

つまり、そんな子だって暗記が好きなのではなく、人にできないことをやって、褒められるのが好きなだけです。

ところがどれほど覚えたところで、無関係な数字や文字はあっという間に忘れてしまいます。

一夜漬けでテストの点数がそれなりに取れたとしても、実力テストや模擬テストでひどい目に遭った…という経験は、保護者の方にもおありでしょう。

暗記をメインにしていると、社会科は確実に嫌いになります。

さらに、イヤイヤ暗記していると忘れやすいのも、統計的に証明されています。

暗記ではない社会科の勉強のやり方を、保護者の方が教えてあげる必要があります。

親が社会科に興味を示す

子供は親が好きなものに興味を示す

子供は親を見て育ちます。

親が本好きで、読書したり図書館に行ったりする習慣があると、その家の子供は間違いなく本好きになります。

同じことが勉強でも言えます。

社会科好きな子供にするためには、親が地理や歴史に興味を持つことが第一歩です。

「え?社会科なんて興味がないんだけど…」と思うのは、ご自身が学校時代に社会科(というより暗記)に苦しめられたからではないでしょうか。

そんな嫌な記憶を取り払ってしまえば、歴史ドラマはおもしろいし、海外ロケのバラエティだっておもしろいのではありませんか?

展示会でも、お城でも、遺跡や近所の神社でもかまいません。

お子さんと一緒に行ってみて、パンフレットを読んだり、ウェブサイトを見たりして、いろいろ話して聞かせてあげてください。

実際にそうしているうちに、親の側も楽しくなってくるはずです。

楽しそうな親の姿を見て、子供たちも興味を持つにちがいありません。

地図パズルなどを子供と一緒に遊ぶ

また、別の方法として、教育的なおもちゃで遊ぶという方法もあります。

最近では日本地図や世界地図のパズルもあるし、織り機のおもちゃなどもあります。

親子一緒にそんなもので遊びながら、日本や世界の地形に詳しくなってもいいし、織り機を使いながら昔の生活や衣服について、一緒に図書館で調べてみるのも素敵です。

親からすれば、勉強の一環でも、子供にとっては遊びの延長。

そうするうちに興味が芽生え、知識も身に付けば、いうことがありません。

ゲームが大好きなお子さんであれば、親が解説を加えたり、一緒に考えたりしながら、歴史シミュレーションゲームに挑戦するのもいいですね。

家の目立つところに地図を貼ったり本を置いておく

トイレに地図や年表を張る

ありきたりの世界地図でも、毎日見ているだけで、国の名前や場所など、頭に入ってくるものです。

それだけでなく、世界の川や湖、地形が描かれている地形図は、行ったこともない遠い国への想像力を掻き立てます。

さらに、外国と日本の関わりがわかる地図、食料がどこから来ているかがひと目でわかる地図など、大人が見ても興味深い地図が、いくつもあります。

また、小学生向けの歴史年表には、各時代の偉人や住居、衣服など、ビジュアル的にも楽しい年表が数多くあります。

そのようなものをトイレに貼っておけば、特に覚えようと思わなくても、自然に知識が頭に入ってくるし、興味もわいてきます。

勉強しなさい、と言ったとたんにやりたくなくなる勉強も、強制さえしなければ、本来おもしろいし、好奇心が掻き立てられるもののはず。

口うるさく言わなくても、自然と興味を持ってくれるようになります。

リビングに本を置いておく

別に硬い本でなくていいんです。

歴史小説でも、フィクションの時代小説でもかまいませんし、旅行記でもかまいません。

保護者の方が興味を持って読める本、おもしろく読める本を、図書館で借りてきて、リビングに置いて、時々読んでみてください。

まずは親が面白がって読むところを子供に見せることが大切です。

そして、合間合間に、誰の話か、どんな話か、お子さんに話してあげてください。

「これはね、江戸時代に船に乗っていて、遭難した人の話なんだよ」

「へえ」

「この人たちは、越後って今の新潟ね、そこから船で江戸に昆布を運ぶ仕事をしてたんだ。江戸時代って今と違って、トラックも電車もないでしょ。だから、いろんなところで採れる特産物なんかは、船で江戸に運んでたのね」

このときポイントは、あくまで親が楽しむというところ。

せっかくだから、と教えたくなる気持ちはグッと抑えて、子供が興味を持たなければ、その部分はスルーしましょう。

教育的になると、読書はとたんに楽しくなくなります。

読まなくちゃ、ではなく、楽しみたいから読む。

その姿勢・態度が、お子さんの好奇心を育て、読書好きにしていきます。

漫画やテレビの助けを借りてもOK

子供は教科書より漫画の方が興味を示す

漫画より教科書の方が好きな子供がいるでしょうか?

いたら逆に、ちょっと怖いですよね。

なぜ漫画に子供が夢中になるかというと、教科書が断片的な知識に終始するのに対し、漫画にはストーリーがあり、さらに質の高い漫画は、フィクションであっても、かならず現実の社会との接点を持っているからです。

夢中になって読む子供は、漫画が描かれた世界に没頭します。

その世界を隅々まで吸収することを通じて、歴史的な出来事や用語を知り、谷や渓谷、離れ小島など、自分の身の周りにはない地理的環境について、理解を深めることができます。

昨今の漫画は、大人が読んでも十分におもしろいものですから、ぜひ保護者も一緒に楽しんでください。

テレビならストレスなく見てくれる

教養番組だけではありません。

時代劇だって、外国映画だって、海外ロケのバラエティ番組だって、注意深く見ていれば、どこにだって学びの機会はあります。

そのため、リビングに地球儀か、世界地図、地図帳や歴史年表、国語辞典などを置いておきましょう。

海外ロケで地名が出てくれば、その国がどこにあるかを調べます。

外国映画で「ヒトラー」という言葉が出てきたら、ヒトラーが何をした人か、国語辞典に載っています。

見ているものの向こうにあるものを知れば、もっと興味がわいてきます。

また、世界の様子を、手軽に映像で見ることのできるテレビは、子供の世界を広げるのにもってこいのツールです。

くれぐれも「お勉強の時間」にはしないでください。親子で一緒に楽しむ。それが基本です。

親子でディスカッションする

「なぜ?」の質問を子供に投げかける

質問は子供がするもの。親はそれに答えるもの。そう思ってはいませんか?

でも、幼児期の二言目には「あれは何? どうして?」と聞いていた時期を過ぎてしまえば、よほど興味のあることでない限り、小学生の子が自分から聞いてくることはありません。

興味なさそうにぼーっと海外ロケを見ていたら、「ここってどこ?」と保護者の方から聞いてみてください。

「なんでこんなに砂ばっかりで、木が生えてないんだろう?」「こんなに雪が積もってたら、冬の間、この人たちはどうして過ごすんだろうね?」

まず、保護者の側が、「なぜなんだろう、そんなことをするのはどういった人たちなんだろう」と疑問が抱けるような思考の柔軟性を持ってください。

どんな答えが返ってきても肯定して話を膨らませる

子供は保護者から褒めてもらうのが大好きです。

大人から見たらトンチンカンな答えでも、大人にはない発想だ、うちの子は天才かも、と思ってあげましょう。

そして「すごいね、よくそんなこと思いついたね」と褒めてあげるのです。

それだけで子供は自信がつきます。

もっと褒めてもらおうと思って、進んで自分から調べたり、本を読んだりするようになります。

さらに、「親からの問いかけ→子供の答え」で終わるのではなく、そこからさらに話を広げていきます。

「どうしてそうなんだろう、日本だったら(今だったら)どうかな、〇〇ちゃんがそこにいたらどうする?」と、会話のキャッチボールを続けるのです。

最初は慣れなくて、面倒に思うかもしれません。

でも、続けていくうちに、普段は知らない子供の別の一面が見えてきたり、学校での様子がうかがえたりして、実りの多い時間であることは間違いありません。

そうしてもう一つ。

子供が中学生になり、高校生になってしまったら、そんな時間はだんだん持つことはできなくなります。

どうぞ今だけのお楽しみと思って、大切にそんなひとときを過ごしてくださいね。


小学生を社会科好きにするためには、「お勉強」ではなく、本やテレビ、漫画やゲーム、旅行やお出かけの一環として、楽しみながら、地理や歴史、政治や経済にふれさせてあげることです。

本来、社会科というものは、おもしろい科目のはず。

それがおもしろくないのは、ひとえに「暗記物」として、無理やり覚えこもうとするせいです。

保護者も一緒になって、お子さんと社会科を楽しんでください。

ポイント

小学校の間に社会科に興味を持つようになっておくと、中学受験や高校受験、大学受験の際に、大変役に立ちます。

それだけでなく、自分を取り巻く社会や歴史に興味を持つ姿勢は、一生続いていきます。

社会科好きの子供は、世の中について考える子供でもあります。

わが子がそんな姿勢を身に付けて成長していくなんて、考えただけでもすばらしいことですよね。

 

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