1. TOP
  2. ロタウイルスにかかったら保育園や幼稚園にはいつから登園できる?

ロタウイルスにかかったら保育園や幼稚園にはいつから登園できる?


この記事は約 9 分で読めます。 294 Views

子供は大人に比べて抵抗力が弱いので、何かと病気になりやすいものです。

ロタウイルスも子供がかかりやすいもののひとつです。

それに加えて保育園や幼稚園など人が集まる場所に通うようになると、しょっちゅう病気をもらってきてお休みしなければならないことも多くなります。

共働きの家庭では親が仕事を休まなければいけないこともあり、頼れる祖父母が近くにいないなど子供の病気が大きな悩みの種となっていることもあります。

ロタウイルスにかかっても、できれば早く保育園や幼稚園に通ってもらいたいものですが、しっかりと治っていない状態で登園してしまうのは危険です。

周りにいるお友達にロタウイルスをうつしてしまうことにもなりかねませんし、免疫力が低い状態で無理をすると新たな病気をもらってしまうことにも繋がります。

ロタウイルスにかかったら、保育園や幼稚園に登園しても大丈夫なのかどうか、子供の状態をしっかりと見極めることが重要です。

スポンサーリンク

ロタウイルスの諸症状

ロタウイルスは嘔吐や下痢、発熱が主な症状

乳幼児がかかりやすい病気の1つがロタウイルスによる急性の胃腸炎です。

ロタウイルスに感染すると吐いてしまったり、下痢になったりします。

他のウイルスが原因の急性胃腸炎もありますが、それよりも下痢や嘔吐がひどいのがロタウイルスの特徴です。

ウイルスの感染力も強く、瞬く間に感染が拡大してしまいます。そのため家庭内に兄弟がいると、うつってしまうことが多いようです。

ロタウイルスは乳幼児がかかりやすい

それから大人になってからもロタウイルスに感染することはありますが、症状は軽くてすみます。

乳幼児が感染することが多いので、6歳頃までには1度はロタウイルスに感染すると言われています。

その中でも生後半年から2歳頃までの間が最もかかりやすい時期です。

一度ロタウイルスに感染すると免疫が生まれますが、1度感染したからといって全く感染しないというわけではありません。

ただし、2回目以降は1度目に感染した時に比べて症状は軽くなる場合がほとんどです。

回数を重ねていくにつれて症状は軽くなり、成人すると感染していても症状が出ないので気付かないこともあります。

ロタウイルスの潜伏期間は1日から3日程度で、主な症状は激しい嘔吐と下痢です。

嘔吐や下痢を繰り返すことで水分が失われ、脱水症状に陥ってしまうこともあるので注意が必要です。

また、発熱することも多く、38℃以上の高熱が出ます。

人によっては便の色が白くなることもあります。

症状が悪化してしまうと

症状が悪化してしまうと脳症や肝機能異常、急性腎不全といった合併症を引き起こすこともありますし、最悪の場合には死亡してしまうこともあるので十分な注意が必要です。

脱水症状がひどくなってしまった場合には、医療機関で点滴を受けなければいけなくなることもあります。

赤ちゃんの場合には吐瀉物がのどに詰まって窒息してしまう危険もあるのでよく観察しておくことが大切です。

ロタウイルス感染症の治療法は基本的に対症療法になります。

脱水症状に陥らないように水分補給をこまめにしたり、体力を回復させるために安静にしているといった治療です。

ロタウイルスに効果のある薬はありません。自然に体の中のウイルスが出ていくのを待つだけです。

下痢止めなどを使用すると原因となっているウイルスが体内から排出するのを妨げてしまうので、回復が遅れてしまうことがあります。

そのため下痢止めは使用しない方が望ましいのです。

ロタウイルス感染症には登園基準があるの?

ロタウイルス感染症は、インフルエンザ感染症のように明確な出席停止期間が設けられているわけではありません。

しかし、厚生労働省は医療機関や保護者、保育園などを対象に「保育所における感染症対策ガイドライン」という基準を定めています。

このガイドラインによるとロタウイルスによる急性胃腸炎の場合には、嘔吐や下痢の症状が治まって普通の食事ができるようになったら登園が可能とされています。

嘔吐をした際の嘔吐物や便にはロタウイルスが存在しているので、これらの症状があるうちは登園することができません。嘔吐物や便から出るロタウイルスが感染を広げてしまうからです。

ロタウイルスだけではなく、アデノウイルスやノロウイルスによる急性胃腸炎も同様です。

保育園や幼稚園によっては、医療機関から登園できるという証明書をもらって提出しなければいけないと定めているところもあります。

また、下痢や嘔吐が治まってもぐったりしていたり、機嫌が悪いといった時にはまだ完治していないので登園を控える方が望ましいでしょう。

急性胃腸炎の場合には、普通の食事に戻るまで時間がかかることもあります。

登園を控えた方がいいロタウイルスにかかったときの症状

・24時間以内に嘔吐や下痢の症状がある
・食欲がない
・水分をあまり摂取できていない
・37.5℃以上の熱が出ている
・食事を摂ると下痢の症状が出る
・腹痛がある
・食欲が無く食べられない
・ぐったりしているように見える
・機嫌が良くない
・1歳未満の赤ちゃんの場合には平熱よりも1℃以上高い
・トイレ(おしっこ)の回数がいつもより少ない

ロタウイルス感染症は、嘔吐から始まって下痢になることが多いといわれています。

下痢は長引くことも多く、元気そうに見えていても食事をした途端に下痢の症状が出てしまうといったこともあります。

ですから、食事を摂らずに嘔吐や下痢にならないといっても完全に治ったとは言い切れません。

ロタウイルスに感染後は胃腸が弱っている状態なので、食事をした後に具合が悪くなってしまったり機嫌が悪くなるといったケースも多いようです。

食欲が無い間はまだ完全に回復していないので、登園は控えた方が良いでしょう。

それからトイレ(おしっこ)の回数がいつもと違う場合や、ぐったりしているといった時にも登園するのは望ましくありません。

赤ちゃんの場合には本人がきちんと意思表示ができないことも多いので、機嫌が良いかどうかなどを含めて総合的に判断する必要があります。

回復して登園できる状態とは?

・熱が出ていない
・嘔吐や下痢の症状がなくなった
・食欲があって普段通りの食事が摂れる
・医療機関で登園許可をもらっている
・24時間以内に発熱しておらず、解熱剤も使用していない
・水を飲んだり食事をしても下痢にならない
・元気がある
・顔色がいい
・機嫌がいい

幼稚園や保育園に登園できる目安は、簡単に言えば普段の状態に戻った時になります。

ロタウイルス感染症のような急性胃腸炎にかかると胃腸が弱ってしまうので、重湯やおかゆなど消化に良い食事から段々と普通の食事に戻していくことが多いと思います。

家庭であれば子供に合わせた食事をつくることができますが、保育園や幼稚園では給食を食べなければいけないことがほとんどです。

まだ胃腸が完全に回復していない状態だと、普通の食事が胃腸に大きな負担をかけてしまうこともあります。

そのため保育園や幼稚園に登園するには、いつも通りの食事が摂れるまだ完全に回復していることが判断の基準になります。

それから下痢の症状が治まってからも便にはウイルスが含まれているので、オムツをしている赤ちゃんの場合には対応する保育士に事前に相談しておくようにした方がいいでしょう。

感染拡大を防ぐ方法及びロタウイルスの予防法

ロタウイルスは、非常に強い感染力があります。

そのため急性胃腸炎を発症してしまった時には周りに感染を拡大させないようにすることが大切になります。

特に家庭内に兄弟がいる場合には十分な注意が必要です。

吐瀉物・排泄物は素早く処理する

まず、嘔吐や下痢などで発生する吐瀉物・排泄物は素早く処理する必要があります。

これらにはロタウイルスが含まれているので、処理する人以外は近寄らないようにしなければいけません。

処理する人もゴム手袋をして直接触れないようにすることが重要です。

粉じんの吸い込みを防ぐためのマスクや足カバーなどをするのも効果があります。

吐瀉物や排泄物が乾燥してしまうと空気中に舞い上がりやすくなるので、時間を置かずに早めに処理するようにします。

壁や床などに吐瀉物がかかってしまった場合には、殺菌作用のある消毒剤を使用して消毒するようにします。塩素系の漂白剤を薄めて使用しても大丈夫です。

ロタウイルスにはアルコールは効きません。

それから吐瀉物が付着してしまった衣類やカバー類は、洗剤で下洗いをしてから洗濯機で洗うようにします。

85℃以上のお湯を使うと殺菌効果を高めることができます。

洗濯に使用した洗濯機などは、漂白剤を使って洗浄するようにします。

それから手洗いやうがいをしっかり行うことやこまめに換気をすることも感染の拡大を防ぐことにつながります。

ドアノブや手すりといった手で触れる場所も消毒しておくと効果的です。

予防接種もある

ロタウイルスには予防接種もあります。

予防接種にはロタウイルスの感染を防ぐ効果があるとされていますが、予防接種を受けていても感染してしまうことはあります。

ただし、予防接種をしておくと症状を軽くしたり重症化を防ぐことができます。

ロタウイルスの予防接種には2種類のワクチンがあり、ロタリックスとロタテックというワクチンのうちどちらかを使用します。

どちらも接種できる期間が定められており、乳児を対象としています。

生後6週間からロタウイルスのワクチンを接種することができますが、接種期間を過ぎてしまうとワクチンを接種することは出来なくなります。これは腸重積という病気が起きやすくなるからです。

どちらのワクチンも1回目の接種は生後14週6日までにするのが望ましいとされています。

ポイント

ロタウイルスの感染を防ぐためには、手洗いやうがいなどを徹底することが重要です。

乳児のうちに予防接種を受けておくことも効果的な予防法になりますが、ワクチンは定められた期間を過ぎてしまうと接種することができなくなってしまいます。

乳児期は接種しなければいけない予防接種の数が多いので、早めにスケジュールを確認してプランを立てることが重要です。

また、ロタウイルスに感染してしまった場合には、園内での感染を広げないためにも完治するまで登園は控える必要があります。

登園していいかどうか判断に迷った場合には、医師や保育士に相談してみるのがおすすめです。

 

スポンサーリンク

\ SNSでシェアしよう! /

のびった【親子の成長ナビゲーション】の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

のびった【親子の成長ナビゲーション】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 成長ホルモン注射の費用と新しい治療法

  • 子供のしゃっくりの止め方知ってますか?効果的な方法はコレです!

  • 骨端線を復活させる方法はあるの?

  • 子供を成長させる叱り方って? 正しい叱り方とダメな叱り方

  • 子供の癇癪(かんしゃく)・疳の虫の原因と対応法 辛くない育児法

  • 背が伸びる食べ物 身長を伸ばすには何がいい?何がいけない?