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小学生に国語力をつけさせるためにしておくべきポイントと注意点


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あなたはお子様に「国語力をつけてほしいなぁ」と感じたことはありませんか。

例えば、算数のテストで、計算は満点なのに文章題は間違ってばかり、国語も早とちりで間違いだらけ。

もしくは字を書くことそのものに抵抗があるのか、作文となると全く手が付けられない。

読書感想文は「面白かった。なぜなら面白かったから」というような、とても提出できないと頭を抱えたくなる状態だったり…。

学習塾で小中学生を教えている先生も、「中学生の頭のいいお子さんでも【自分は国語力がない】と感じている子がたくさんいる」と言っています。

特に自分の意見を書く問題は真っ白で何も書けない子、意見作文は全く進まずの子もいるといいます。

「従って」が読めず、読めても意味が分からず、全く見当違いのことをこたえていた子もいるそうです。

学習指導要領が変わり、これからは今まで以上に自分の意見を書いたり、人の意見をまとめたりする問題が増えていくでしょう。

また、たんに国語の成績だけではなく、他の教科の理解にもつながるすべての土台となる国語力を、小学生のうちに身に着けることができたら、将来の選択の幅が広がることでしょう。

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国語力をつけるポイント①

親と一緒に勉強すること

子どもに国語力をつけたいなら、今日からおうちの方が一緒に勉強していただくことをお勧めします。

小学生のお子様には、親と一緒に勉強することは大変有益だからです。

理由は、親が一緒にいるという安心感がありますし、おうちの方がいることで一定時間やりきるという時間管理が可能になります。

さらにはどんなことをしたかなど内容の確認、どれくらいできているかという習熟度のチェックもきちんとできることになるからです。

また、勉強の後でおうちの方から「頑張ったね」「できたね」と承認してもらうことで、お子様のモチベーションを維持することもできます。

お子様の嬉しい顔が見られ、さらには成績アップや自己肯定感(僕って、私ってできるんだ!という喜び)も得られるなら、ちょっとだけでも頑張ってみる価値はあるはずです。

その日の勉強のスタートは教科書を読むことをから

低学年のご家庭なら、学校からの宿題で教科書を読むことは毎日しているのかもしれませんが、それをなんとなくで聞いていませんか?

「同じところばかり読むんだもの」「たいして上手でもないんだもの」「忙しいんだもの」そんな理由でおろそかにしてはいないでしょうか。

また、学年が上がり、学校の宿題などで義務付けられなくなると、とたんに音読をやめてしまうご家庭があります。これは非常にもったいないことです。

実は音読は英才教育として幼児教育にも取り入れられているほど高い学習効果があるといわれている、大変よい学習法なのです。

特に小さいうちに一音一音をしっかり発音することは脳の成長を助けるといわれています。

音とともに意味や使い方を覚える意味でも効果的な学習法です。

英語の学習法でもシャドーイングといって、音の後に続いて声に出して発音していく学習法がありますが、こちらも非常に効果的とされています。

国語も言語を読むわけですから、同じ学習効果があるのは納得ですよね。

さらには、学校で使っている教科書を読むことは、何度も同じ文章を読むことになるので、理解度も上がるというわけです。

おうちの方がしっかり聞いてあげることで、正しい発音が身に付きますし、文の切れるところで意味が切れていることなども自然と身につくようになるわけです。

小さいころ、お子様とキャッチボールをするときに、両手でしっかりと受け取ってあげたように、どうぞ、お子様の音読もしっかり受け取ってあげてください。

国語力をつけるポイント②

音読はすらすら読めるまで

それでは、音読はどれくらいやったら効果があるのでしょうか?

1日3回を3日でしょうか?

1週間でしょうか?

いいえ、文字を見なくてもすらすらと口から出てくるまでが最も効果的と言われています。

つまり暗唱ですね。

今でもたまには暗唱の課題があることもあるようですが、実は1か月ほど毎日何回も読んでいると、自然と、暗唱レベルまでは到達するのです。

最初はたどたどしく、つっかえつっかえ読むお子様もいらっしゃるでしょう。

そんなときは、正しい音と、区切る位置をしっかり教えてあげて、何度でも挑戦させてあげてくださいね。

その時はぜひ、温かく、できたことをほめる、頑張ったことをほめるようにしてあげましょう。

何回読んだら、何ポイントみたいなご褒美を相談して決めるのも楽しいですね。

読んでいる文章内で読めない漢字や意味が分からない所はスグに質問させる

ではただただお経のように読んでいればよいのでしょうか。

いいえ、違います。

特に初めて読む文章は、読めない漢字があったり、意味が分からない言葉があるかもしれません。

その時は一緒に辞書を引いて、正しい読み方と意味、使い方をその都度調べるようにしましょう。

漢字は、指で空に書き順をなぞり、複数の読み方がある場合はそれも一緒に調べます。

「送り仮名と使い方も見てみようね。」と声がけするようにしましょう。

こうすることで、言葉や文章の力がつくだけではなく、中学生や高校生になった時に辞書を引くことに抵抗が少なくなり、自分で勉強をする、「自学自習」の力も一緒に身に付きますよ!

国語力をつけるポイント③

問題集を繰り返し解かせる

音読とともに小さな問題集を解いてみるのもよいでしょう。

音読はイントロダクション、問題集が本番みたいな感じで、おうちの方との楽しい「おうち塾」を開講しましょう。

「〇〇時になったら、おうち塾ね」と時間を決めるのもメリハリがついてよいですね。

さて、問題集ですが、できればお子様と一緒に書店に行って選ばれるといいでしょう。

最初から欲張って難しいものには手を出さず、易しいものからスモールステップで徐々にレベルアップするほうが、やりきる達成感もありますし、継続につながります。

問題でわからないことがあったら何でも質問させる

一緒に勉強をするときに注意することが一つあります。

それは、なるべく自分で考えさせることです。

いきなりすらすら解けるお子様ばかりではないと思いますので、質問はいつでも何でもいいよ、と伝えておきましょう。

「ヒントタイム」を作るのも良い手ですね。

いきなり答えを教えるのではなく、間違った答えを言ったとしても、「どうしてそう思ったのかな?」と理由を共有するようにしましょう。

「なるほど、そう思ったんだね」の後で、ヒントや説明に移ると、考え方の練習にもなりますよ。

「どうしてなんだろうね」と一緒に悩んでみるのもよいでしょう。

国語力をつけるポイント④

漢字をトイレやドアなどに貼っておく

なかなか漢字が覚えられないお子様の場合、習字のような大きな字で書いた漢字をよく目につくところに貼っておくのもよいでしょう。

トイレやリビングのドアなど何気なく見つめてしまいそうな場所に貼るのです。

できればお子様に書いてもらったほうが、自分の字なのでよりよく見るようですよ。

そして完全に覚えたらはがすのです。べりっと!

交換日記をする

文章を書く力をつけるには、文章を書くことが有益です。

そこで、親子で交換日記などはいかがでしょうか?

今日あったことなどを、ノートなどに書いてもらうのです。

なかなか分が書けないお子様の場合は、フォーマットを作るとよいですよ。

1.今日(嬉しかった・驚いた・面白かった)こと←丸を付けてもらう
2.どうしてそう思ったのか?
3.今度はどうしたいか?
etc・・・

こんな感じにすると、フォーマットに沿って文章を書くことができますね。

もちろんおうちの方も全く同じフォーマットを使って真剣に書いてくださいね。

おうちの方が本気で関わることで日記に命が吹き込まれます。

こういうものは継続することが大切なので、おうちの方も今日はお父さん、今日はおじいちゃんとか、人が変わっても面白いかもしれません。

国語力をつけるポイント⑤

問題を解くことができたら一緒になって喜んで大げさに褒める

お子様が問題を解くことができたら、思いっきり褒めてあげましょう。

花丸を大きく書いてあげるのも、結構喜んでくれますよ。

顔文字付きの100点マークなんかもいいですね。

「できたね、すごいね、嬉しいよ!」「びっくりしたよ!」など、おうちの方のお気持ちを素直に伝えてあげてください。

自分の頑張りがおうちの方の喜びにつながるこの経験は、お子様の成長スイッチをフルにしてくれることでしょう。

答えが間違っていても頑張ったことを認めて褒める

もし、答えが間違っていても、「どうしてそう思ったの?」と、理由をきちんと聞いてあげましょう。

理由を言えるということはしっかり自分で考えたことなのです。

その過程をしっかり承認してあげましょう。

惜しい答えなら、一緒に悔しがってあげましょう。

そのあとで、正しい答えにどうたどり着くか一緒に考えてほしいのです。

おうちの方が一方的に答えを言ってしまったり、なんでわからないのかと責めたりせず、考える過程こそが勉強なのだということを時間をかけてお子様に伝えていく必要があります。

バツがついたときは成長のチャンスです。おうちの方も底をよく理解したうえで、焦らず頑張ってくださいね。

親が気をつけたいこと

中だるみが見えたら新しいやり方を取り入れる

勉強はものすごく頑張っている時と、結果が出るときにタイムラグがあります。

3か月くらいたったあたりがきっと一番苦しくなる時です。

慣れが出て、だれてくる時期といってもいいかもしれません。

そんな時はちょっと目先を変えて、ノートを手放して、ポストイットにどんどんアイディアを書いて机に貼っていく、裏紙などに色とりどりのペンで登場人物ごとの感情を書いていくなど、答えのない学習をしてみるのもよいかもしれません。(ちなみにこれらは会議などに使われている有名な方法です)

特に国語力は、一朝一夕につくようなものではありません。幼いころからの経験の積み重ねという、地道な努力の結晶です。

習慣にしてしまいましょう

ここまで読んで「大変そう~」「私には無理」と思われた方もいらっしゃるでしょう。

学習習慣は習慣にしてしまえば何のことはないのです。

例えば皆さんは朝起きたらまず何をしますか?

顔を洗いますか?

歯を磨きますか?

それと同じで、音読を含めた家庭学習を親付きでやることが習慣になってしまえば、そんなに苦なことではなくなるはずです。

毎日当たり前になることで、お子様の国語力は確実に身に付きます。

そうなれば、中学、高校と進んでも大学、社会人になっても、勉強はもちろん、人の話を正しく理解したり、自分の思っていることを正しく伝えたりできるわけですから、一生モノの宝となることでしょう。

国語力を鍛えることは、今社会に求められている「主体的でリーダーシップがあり、対話的で柔軟な活動ができる人財」になるには不可欠な力です。

大丈夫です。あなたがやることは小学校という短い時間をお子様と勉強した楽しい思い出となり、お子様は皆さんが想像している以上に、得たいものを得る、キラキラした大人になるのですから。
 

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