1. TOP
  2. 産後の腱鞘炎の原因と治療法 自宅でもできる腱鞘炎ケアの方法

産後の腱鞘炎の原因と治療法 自宅でもできる腱鞘炎ケアの方法


この記事は約 9 分で読めます。 326 Views

産後のママさんの体によく起こるつらい症状のひとつが「腱鞘炎」です。

とくに、初産のママさんが腱鞘炎になってつらい思いをするケースがとても多いです。

腱鞘炎が悪化すると、泣いている赤ちゃんを抱っこするどころか、まともな日常生活も送れなくなってしまいますよね。

そこで、腱鞘炎になった時にはどうすればいいのか、腱鞘炎を予防するためにはどうすればいいのかをご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

腱鞘炎は2種類に分けられる

ドゥ・ケルバン病

産後のママさんに起こる腱鞘炎で多いのが「ドゥ・ケルバン病」です。

「なにそれ??」

となっている方も多いと思いますが、特に名前は重要ではないと思いますので、軽く覚えておいてください。

ドゥ・ケルバン病は、手を握った時に親指の一直線上にある、手首のポッコリ出っ張った部分が痛む腱鞘炎です。

親指を動かしたり、ポッコリした部分を押すと痛みが走りませんか? その症状が出たらドゥ・ケルバン病です。

ドゥ・ケルバン病は手を使いすぎていたり、手を使うときに必要以上の強い力を変な方向に使っているために起こります。

つまり、初産の人がドゥ・ケルバン病になりやすいのは、初めて赤ちゃんを扱うために必要以上に力を変な方向に使っているからだと思われます。

初産のママが赤ちゃんを抱っこするときは、「大事な赤ちゃんを落とすわけにはいかない」と親指に力を込めて必死で頑張ります。お風呂に入れる時も、コツをつかめずに親指が変な方向に曲がったりしています。

そのため初産で産後1か月のママに腱鞘炎になる人が多いんですね。

「腱鞘炎になるママは優しい人だけ」とも言われているので、ママになった証と思ってもいいかもしれませんね。

ばね指

も一つの腱鞘炎が「ばね指」です。

この腱鞘炎は、指を曲げるための屈筋腱と、屈筋腱が浮き上がらないようにしている靱帯性腱鞘の炎症が原因で起こります。

指を曲げようとすると、「カクン」「パキッ」といった引っ掛かりがでてくるのがばね指の特徴です。

ばね指は親指や中指がなることが多いのですが、ほかの指もなってしまうこともあります。

ばね指になる原因は指の使い過ぎです。

産後のママさんももちろんこの腱鞘炎になりやすいのですが、さらに、更年期の人、スマホやパソコンで指を酷使したり、ゲームをし過ぎたりする人もばね指になることがあります。

腱鞘炎の原因とは

手を酷使しすぎている

産後のママは特に手と指を酷使します。

一日中赤ちゃんを抱っこしなければなりません。日中だけではなく夜泣きのたびに抱っこしなければなりません。

授乳の時も、生まれたばかりの赤ちゃんはおっぱいやミルクを上手に飲むことができないので、手で長時間頭と体を支えてあげなければなりませんよね? しかも一日10回以上です。

沐浴も首が座っていないので、緊張しまくりで頭と体を支えながら洗ってあげなければなりません。

そして、赤ちゃんの世話だけではなく、家事までこなさなければなりません。

これでは、「腱鞘炎になるな」という方が無理な話ですよね。

二人目以降になると。「コツ」がわかっているので、腱鞘炎になるママは少なくなりますが、それでも産後は腱鞘炎になってしまうママが後を絶ちません。

ホルモンバランスの崩れ

そして、産後のママが腱鞘炎になってしまうもうひとつの原因が、ホルモンバランスの乱れです。

妊娠中や産後はホルモンバランスの乱れによって体のいたるところに影響がでます。それが原因で腱鞘炎になってしまうケースもあるんです。

手の酷使が腱鞘炎の主な原因ですが、ホルモンバランスの乱れも腱鞘炎の原因になってしまうんですよね。

ホルモンバランスの乱れによって、先に紹介した靱帯性腱鞘腱が収縮して内側が狭くなったり、指を動かす腱が固くなったりしてしまうことで腱鞘炎になりやすくなってしまうんです。

これらのことが重なって、産後のママは腱鞘炎になりやすくなってしまいます。

腱鞘炎になった時に気を付けたいこと

ここでは簡単に産後に腱鞘炎にならないために、日常生活で気を付けたいことをご紹介します。

すでに腱鞘炎で苦しんでいる方もこれらのことを取り入れることで少しは楽になるかもしれませんよ。

● 赤ちゃんを抱っこする時は、腕だけ、または手だけで支えたりしない

● 抱っこする時は体に密着させて手に余計な力は入れない

● おっぱいやミルクをあげるときには、手や腕だけで赤ちゃんを支えようとしないで、高さを合わせたクッションなどを利用して手をなるべく使わないようにする

● 料理や洗濯などの家事はパパや両親に積極的に甘える

● 細かい作業(出生届などを書くなどの指に力が入る作業)はパパにやってもらう

● 箸はなるべく使わない。フォークやスプーンをメインに使う

● 包丁はなるべく使わない料理を

●フライパンなどの手に力が入る重いものは持たない

●スマホやパソコンなどの操作は控える

● 重いものを持つときはパパが帰ってきてからやってもらう

●普段からテーピングやサポーターをつけておく

すでにお話した通り、産後のママの体は腱鞘炎になりやすくなっています。

腱鞘炎を予防したり、早く腱鞘炎を治すためにもなるべく手に負担がかかるようなことは控えましょう。

誰でもできる腱鞘炎になった時の対策

腱鞘炎になってしまったら手や指をなるべく使わないようにして腱鞘炎を治すことが大切です。

でも、「手を使わないようにするなんて無理!」という方がほとんどだと思います。

そこで、腱鞘炎になった時の、誰にでも簡単にできる対策をご紹介します。

テーピングで固定する

腱鞘炎になってしまった時には、動かさないことが何よりも大切です。

なんの治療も対策もしないで、痛みをこらえて無理に動かしていると、腫れたりして重症化してしまう恐れがあります。

でも、「ガチガチに固定したら何もできなくなる!」というママが多いと思います。

そんなママにしてもらいたいのがテーピングでの固定です。

テーピングを使えば、腱鞘炎をなるべく悪化させないように固定しながらも、必要最低限の動きは確保できます。

しかも、時間をかけずに簡単に貼れるのが嬉しいポイントです。

テーピングの貼り方

上の写真の青い点が「陽池」といい、赤い点が「外観」といいます。

弾力性があって幅が広いタイプのテーピングを用意してください。

①まずは、上の写真のように、痛い指の付け根から「陽池」まで、テーピングを程よく引っ張りながらテーピングを貼ります。

 

②次に「陽池」から「外観」までテーピングを引っ張って貼ります。これで終わりです。適度に指の動きが制限されていることを確認しながら貼ってください。

慣れれば一人でパパっと貼ることができるようになると思いますが、慣れないうちはパパや両親にお願いして貼ってもらってくださいね。

マッサージのやり方

「陽池」と「外観」の間を反対の手の親指で、押したり揉んだりします。

いちばん気持ちがいい部分をだいたい1分くらいマッサージしてください。

力を入れすぎては逆効果になります。あくまで気持ちいい強さでマッサージしてください。

家族(夫)などのサポートが大事

テーピングやマッサージをしても腱鞘炎の完治までには時間がかります。

そんな時に頼りになるのが、夫や両親の存在です。

腱鞘炎はクセなってしまうことがあるので、悪化する前にしっかりと治したいです。

腱鞘炎になって痛くてどうしようもないことは、隠さずにパパや両親に言っておきましょう。正直に言えばきっとできる限りのサポートをしてくれるはずです。

腱鞘炎はすぐに治るものではないので、家族のサポートに頼りながら無理をせずにしっかりと治すようにしてくださいね。

腱鞘炎を予防することも大切

「私は腱鞘炎なんかならないから大丈夫!」

という体自慢のママでもなってしまうのが腱鞘炎です。

腱鞘炎になっていないからといっても、突然やってくるのが腱鞘炎です。

腱鞘炎予防もしっかりしておきましょう。

すでにご紹介したように、赤ちゃんに母乳やミルクをあげる時にはクッションを使ったり、重いものを持たないようにしたり、スマホやパソコンは極力控えたり、サポーターを普段からつけるなどの対策もしておきましょう。

腱鞘炎になると痛くて育児が大変になりますよ (^-^;

腱鞘炎があまりにもひどいときには

痛かったら我慢せずに整形外科を受診しましょう

例えば、こんな感じになってきたら、我慢せずに整形外科を受診するようにしましょう。

●腱鞘炎になって1~2ヶ月以上たっても全く良くならず、反対に痛みが増してきているとき

 

●育児に支障をきたすほどの痛みがあるとき

 

●日に日に痛くなってきているとき

こんな症状の時は、旦那さんか両親に一時赤ちゃんを預けてお医者さんにみてもらうことをおすすめします。

症状に合わせてシップやサポーター、内服薬などを処方してもらえるので、治りが早くなるはずですよ。

ママがあっての赤ちゃんです。

赤ちゃんのそばにずっといてあげたい気持ちは理解できますが、まずは自分の体のことをケアしてあげましょう。

それが赤ちゃんのためにもなります。

簡単な手術で腱鞘炎は治療できる

場合によっては手術しなければならない場合もあります。

「手術!?ムリムリ!そんな大変なことしたくない」

というセリフが聞こえてきそうですが、腱鞘炎の手術は30分くらいで終わる簡単なものです。もちろん入院の必要もありません。

局部麻酔をして、腱鞘の一部を切り取って、腱の通りをスムーズにする簡単なものなので、傷も小さくて済みます。

本当にひどい状態になったら手術が必要となるので、予防と早めの治療をするようにしましょうね。

ポイント

産後はホルモンバランスの崩れや赤ちゃんのお世話、そして家事などでとても腱鞘炎になりやすい時です。

産後は腱鞘炎にならないように、いろんなことに気を付けて生活するようにしましょう。

腱鞘炎になってしまったらテーピングをしたり、手に負担がかからない生活を取り入れるなどしてなるべく早く治すようにしましょう。

生活に支障をきたすような場合は無理をしないでお医者さんにみてもらうようにしてください。

 

スポンサーリンク

\ SNSでシェアしよう! /

のびった【親子の成長ナビゲーション】の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

のびった【親子の成長ナビゲーション】の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

関連記事

  • 共働きのママ必見! 子育てと仕事を無理なく乗り切るための秘訣

  • ウエストのくびれを作るダイエットにはエクササイズが効果的!

  • 身長を伸ばす方法 大学生でも背は伸びる

  • 背が伸びる方法

  • 小学生が自然に勉強する習慣をつけるためのポイントと注意点

  • 縄跳びの身長を伸ばす効果とは!?