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身長を伸ばす薬はあるの?その効果と副作用


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身長を伸ばす薬はあるの?

「一粒飲めばみるみる身長が伸びる」

そんな夢のような薬があったらいいですよね。特に身長が欲しいと思っている人にとっては喉から手が出るほど欲しいものかもしれません。

そこで、ここでは身長を伸ばす薬とその効果、そして副作用などについてご紹介していきたいと思います。

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身長を伸ばす薬とその効果と副作用

ソマゾン

ソマゾンの効果

成長障害を治療するために使用される薬になります。

軟骨細胞内の受容体に働きかけることにより、骨の成長を促す働きをしてくれます。

他の働きとして、高血糖、高インスリン血症、黒色表皮腫、多毛などの治療に使われ、また、
細胞内へグルコースを運ぶのをサポートし、血糖値を下げてくれる働きもあります。

ソマゾンの主な副作用

低血糖/低血糖症状/脱力感/空腹感/発汗/頭痛/不安感/興奮 など

上記以外の稀に起こる副作用

眠気/神経過敏/集中力の低下/精神、意識障害/痙攣 など

グロウジェクト

グロウジェクトの効果

成長を促す効果がある天然型のヒト成長ホルモン剤で、成人成長ホルモン分泌不全症、SGA性低身長症の治療に用いられます。

またターナー症候群が原因の低身長を治療する際にも使われる薬になります。

グロウジェクトの主な副作用

遊離脂肪酸上昇/好酸球が増える/血中甲状腺刺激ホルモンの増加/関節の痛み/四肢の痛み/血圧の上昇/眩暈や頭痛 など

上記以外の稀に起こる副作用

浮腫/痙攣/甲状腺機能亢進症/尿蛋白/低蛋白血症/糖尿病 など

ソマトロピン

ソマトロピンの効果

成長ホルモン分泌不全性低身長症、成人成長ホルモン分泌不全症、SGA性低身長症,軟骨異栄養症の低身長を治療する天然型のヒト成長ホルモン剤です。成長を促す効果が期待できます。

また、ターナー症候群の低身長、軟骨異栄養症の低身長,ヌーナン症候群の低身長の治療のためにも用いられる薬です。

ソマトロピンの主な副作用

関節の痛み/四肢の痛み/過敏症/発疹/蕁麻疹/紅斑 など

上記以外の稀に起こる副作用

浮腫/O脚の悪化/痙攣/甲状腺機能亢進症/ネフローゼ症候群/尿蛋白/低蛋白血症/糖尿病 など

ノルディトロピン

ノルディトロピンの効果

成人成長ホルモン分泌不全症、成長ホルモン分泌不全性低身長症、SGA性低身長症を治療する時に使われる天然型のヒト成長ホルモン剤です。体の成長を促す働きをしてくれる薬です。

ターナー症候群、ヌーナン症候群の低身長、軟骨異栄養症の低身長を改善する効果もあります。

ノルディトロピンの主な副作用

関節の痛み/四肢の痛み/過敏症/そう痒/発疹/蕁麻疹/紅斑 など

上記以外の稀に起こる副作用

浮腫/O脚の悪化/痙攣/甲状腺機能亢進症/ネフローゼ症候群/尿蛋白/低蛋白血症/糖尿病 など

ジェノトロピン

ジェノトロピンの効果

慢性腎不全の低身長、成人成長ホルモン分泌不全症、成長ホルモン分泌不全性低身長症を治療するための天然型のヒト成長ホルモン剤で、成長を促す効果があります。

また、ターナー症候群の低身長、プラダーウィリー症候群の低身長、SGA性低身長症を治療する時にも使われます。

ジェノトロピンの主な副作用

顕微鏡的血尿/トリグリセリド上昇/血清クレアチニン上昇/BUN上昇/脱毛/関節の痛み、筋の痛み、甲状腺機能低下症 など

上記以外の稀に起こる副作用

耐糖能低下/尿蛋白/浮腫/痙攣/甲状腺機能亢進症/糖尿病 など

ヒューマトロープ

ヒューマトロープの効果

ターナー症候群の低身長、軟骨異栄養症の低身長、成人成長ホルモン分泌不全症、成長ホルモン分泌不全性低身長症を治療するために用いられる天然型の成長ホルモン剤です。

ヒューマトロープの主な副作用

関節の痛み/発疹/蕁麻疹//過敏症状/甲状腺機能低下症/甲状腺機能低下症の悪化/耐糖能を低下 など

上記以外の稀に起こる副作用

浮腫/糖尿病/O脚の悪化/痙攣/甲状腺機能亢進症/ネフローゼ症候群/尿蛋白/低蛋白血症 など

ジェノトロピンゴークイック

ジェノトロピンゴークイックの効果

ターナー症候群の低身長,慢性腎不全の低身長,プラダーウィリー症候群の低身長,成人成長ホルモン分泌不全症,成長ホルモン分泌不全性低身長症,SGA性低身長症の治療の際に使われる天然型の成長ホルモン剤であり、成長を促す効果があります。

ジェノトロピンゴークイックの主な副作用

顕微鏡的血尿/トリグリセリド上昇/血清クレアチニン上昇/BUN上昇/血清P上昇/脱毛/関節の痛み、筋の痛み など

上記以外の稀に起こる副作用

耐糖能低下/尿蛋白/浮腫/痙攣/甲状腺機能亢進症/糖尿病 など

サイゼン

サイゼンの効果

成長ホルモン分泌不全性低身長症を治療する天然型の成長ホルモンであり、成長を促す働をしてくれます。

サイゼンの主な副作用

過敏症/全身そう痒/発疹/蕁麻疹/紅斑/甲状腺機能低下症/甲状腺機能低下症が悪化/嘔気/腹の痛み など

上記以外の稀に起こる副作用

痙攣/甲状腺機能亢進症/ネフローゼ症候群/浮腫/尿蛋白/低蛋白血症/糖尿病 など

ヒポクライン

ヒポクラインの効果

下垂体から分泌されるホルモンの分泌を活性化して、性ホルモンの生成をサポートする働きがあり、成長ホルモン分泌不全性低身長症等の視床下部性性腺機能低下症の治療に使われます。

ヒポクラインの主な副作用

発疹/過敏症/発赤 など

薬を処方してもらえるのは特定の人のみ

一般の人は手にすることができない

以上のように、身長を伸ばす薬の種類はたくさんあるのです。

しかし、「じゃ、購入しよう!」というわけにはいかないのです。

紹介した薬はドラッグストアなどで簡単に購入できるものではなく、これらの薬を処方してもらえるのは医師から「成長ホルモン分泌不全性低身長症」などの特定の疾患と診断された患者のみに処方されるものなのです。

その検査も「スクリーニング検査」や「成長ホルモン分泌刺激試験」を受ける必要がありかなり大変です。

そして、これらの薬は風邪薬などとはちがいとても高価で体重が20キロの子供の場合月に15万円ほどかかります。それ以外にも検査が必要ですしさらに5万円くらいはかかるのではないでしょうか。

高額療養費制度を利用したとしてもかなりの金額が必要になります(これらのことについて詳しくは「低身長の検査と治療と費用」でご覧ください)。

このようなことからも、誰でも使える薬ではないのです。

成人してからは治療が受けられない

そして、成人してからは薬を使っての治療を受けることはできないと思ってください。

これらの薬は骨を伸ばすために用いられるホルモン治療で用いられる薬です。

身長が伸びるとは骨が伸びるということです。思春期が終わるまでの骨には骨端線という部分があり、この部分が伸びることで骨は伸びるのですが、大人になると、この骨端線が無くなる(閉じる)ために身長の伸びが止まります。

つまり、伸びなくなった骨にいくら薬を使ったとしても伸びないため、成人してからは薬を使っても効果がないのです。

成人してから身長を伸ばしたい時には骨そのものではなく、姿勢を正したり、骨と骨の間にある軟骨を大きくする方法などの大人の身長の伸ばし方が有効です。

身長を伸ばすサプリメントの効果

身長を伸ばすための薬による治療を受けることができるのは、医師に低身長症と診断を受けた場合のみです。低身長症というわけではなく「他の人と比べてみると身長が小さく伸びが思わしくない」「もっと背身長が欲しい」という場合は、薬ではなく身長サプリメントを使うことをオススメします。

身長を伸ばすサプリメントも種類がたくさんあって配合されている成分や栄養素も多種多様です。

それらの種類は大きく3つに分けることができるのです。「カルシウム型」「成長ホルモン分泌型」「栄養素補給型」の3つの種類です。

それぞれの特徴には大きな違いがあり、効果が期待できるもの期待できないものがありますので、ここで詳しく見ていきたいと思います。

カルシウム型

一般的に身長を伸ばす=カルシウムをたくさんとるというイメージが強く、販売されている身長サプリメントの中でも一番種類が多いと思われるのが、「カルシウム型」といえます。

その見分け方はとても簡単で、「○○カルシウム」「カルシウム○○mg配合!」と目立つように書かれてあったり、成分表のはじめの方にカルシウムという表記があるものです。

これだけのカルシウム型のサプリメントがあると、カルシウム型のサプリメントはとても効果があるような感じがします。

しかし、それは間違っているんです。実際にはカルシウムに特化したサプリメントをとっても、背は思うようには伸びません。

カルシウムの本来の働きは、「骨のもとになるコラーゲンに張り付いてコラーゲンを固めて骨を丈夫にする」というものであり、カルシウムだけをとっていても背はそんなに伸びたりはしないのです。

カルシウムは骨を強くする作用はあるのですが、成長促進作用はないのです。

「カルシウムで身長が伸びる」という考えは間違っているのです。

しかし、カルシウムは骨を作るためには必要な栄養素です。身長を伸ばすためには欠かせないのですが、それ以上にとらなければならないのは骨の主原料になるたんぱく質なのです。

成長ホルモン分泌型(アルギニンやα-GPCなど)

身長サプリメントの種類の中で注目されているのが、成長ホルモンの分泌作用が期待できると言われている「成長ホルモン分泌型」のサプリメントです。

いわゆる、アルギニンやα-GPCが配合されているサプリメントです。

アルギニンやα-GPCは確かに成長ホルモンの分泌を促進します。このことは医学的にも証明されていることです。その事実をアピールされると、「じゃ、効くんだ!」と思うのが普通だと思います。

しかし、ここに隠された真実があるのです。成長ホルモンの分泌促進のためには確かにアルギニンは有効です。だだし、問題なのはサプリメントに配合されているアルギニンの量なのです。

医療の現場で用いられているアルギニンは、サプリメントのような飲むタイプではなく「注射」で体内に入れられます。注射することで直接血液にアルギニンを入れることによって、血中のアルギニン濃度が上がって効果が期待できるというわけです。口からアルギニンを取りいれるサプリメントではそのすべてが吸収されることもありませんので効果は薄くなるのです。

いくら「5,000ミリグラム配合!」なんていう風に、アルギニンがたくさん配合されているように見えても、飲むタイプのアルギニンはおすすめできません。

それ以前の問題として、アルギニンは栄養をしっかりとっていれば十分補充されるようにできています。

なぜならアルギニンはアミノ酸の一種で、アミノ酸は肉、魚、卵、大豆製品といったたんぱく質が分解されてできるものなのです。つまり、たんぱく質さえきちんととれていれば、体内で分解されて補充されるのです。

身長が伸びないと悩んでいるのであれば、アルギニンではなく、骨の材料となるたんぱく質をしっかり摂ることが一番重要です。さらに、骨を丈夫にするカルシウムやマグネシウム、亜鉛、ビタミンDなどをしっかりととれるように食生活を整える必要があります。

カルシウム型も成長ホルモン分泌型もそうなのですが、身長が伸びる仕組みを知れば、本当に必要な栄養素や成分がわかるようになります(身長を伸ばすために必要な栄養素について詳しくは身長を伸ばす栄養をご覧ください)。

栄養補給型

3つめの身長を伸ばすサプリメントのタイプが、「栄養補給型」になります。

「栄養バランスを整える」ふうなことが書いてあるのでわかりやすいと思います。

色々と身長が伸びる方法は出回っていますが、一番確実に身長を伸ばすためには、なんといってもバランスよく栄養を摂ることがかかせません。

なぜなら、身長を伸ばすためには骨を伸ばす必要があり、骨を伸ばすためには骨をつくる材料をなる栄養素が必要になるからです。いい大工さんがいくらいても材料がなければ家が建たないのと一緒です。

背を伸ばすために絶対欠かせないのが骨のメインの材料となるたんぱく質です。たんぱく質の一種であるコラーゲンが骨端線で折りたたまれ、カルシウムとマグネシウムの力を借りて丈夫に伸びていきます。細胞分裂をスムーズにするために亜鉛も欠かせません。カルシウムがうまく体内に吸収されるためにビタミンDもかかせません。

と、身長を伸ばすためには色々な栄養素をバランスよくとる必要があるのです。

でも、食べ物だけでこんなにも色々な栄養素をとることは意外に大変ですよね。そこでそれらの栄養素を簡単にとれるようになっているのが、栄養補給型の身長サプリメントなんです。

サプリメントを利用する時に大切なことは「サプリで身長を伸ばす」という考えではなく、「サプリは足りない栄養素を補うためのもの」と考えるのが正しいと思います。

背を伸ばすために一番大切なことは、薬ではなく栄養のバランスのとれた食事です。

その上で、不足している栄養素をサプリメントで補うことが正しい身長サプリメント活用法なのではないでしょうか。

 

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