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子供が低身長になる時期と成長パターン


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子供の平均的な成長パターン

自分の子供の発育が不安になっている保護者の方々はとても勉強熱心で、色んなことを調べたりするようです。

でも、その一方で「子供の成長とそのパターン」についての基本的なことを知らないという人は意外と多いのです。

自分の子供が低身長なのかを確かめるのであれば、定期的に身長を計って、成長曲線を書いて見ればすぐにわかります(成長曲線の書き方はこちら)。

しかし、それだけではなく、子供がどのような感じで成長していくのかというパターンを知っておくことによって、子供の低身長を早い段階で発見できたり、その治療を早く開始できたり、これからどのようにしていけばいいのかを知ることができます。

正しい知識をもっていることで、確証のない色んな情報に惑わされずに済みます。

そこでここでは、子供の平均的な成長パターンについてご紹介していきたいと思います。

子供の成長は、親からの遺伝や成長ホルモン、栄養、睡眠の質などの様々な影響を受けて変化していきます。

低身長という言葉のイメージは、「病気」「成長ホルモンの分泌以上」といったことを想像する人が多いのですが、低身長の原因は病気だけではないんです。

低身長はホルモンの異常のような病気だけが原因でなく、栄養不足や睡眠不足、ストレスなども原因になります。

もちろん、身体に慢性的な疾患(心臓や腎臓の病気など)があったりすれば身長は伸びなくなりますので、子供が低身長だとわかった場合には早くその原因を調べる必要があります。

つまり、子供がきちんと成長しているのなら、心身共に健康であると思っていいと思います。

子供の成長を正確に判断できるようになるためにも、健康に成長している子供はどんなパターンで成長していくのかを知っておきましょう。

ポイント

低身長の原因は病気だけではなく、栄養不足、睡眠不足、ストレスなど色々なことが考えられます。子供が低身長だとわかったら早めの対応が必要です。

子供の発育をきちんと把握するためにも、健康に成長する子供の成長パターンを知っておく必要があります。

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乳幼児期・前思春期・思春期の3つの成長の時期

約50cmほどで生まれてくる赤ちゃんは、約15~18歳までに男性は平均約170cm、女性は平均約158cmにまで成長します。

しかし、身長は一定の速度で伸びてはいきません。

生まれた直後や思春期のように一気に身長が伸びる時期もありますし、それとは反対にゆっくりと身長が伸びる時期もあるんです。

この成長のパターンをわかりやすくしたのが、カールパークというスウェーデン人が1989年に提唱したICPモデルです。

ICPとはinfancy(乳幼児期)、childfood(前思春期)、puberty(思春期)のそれぞれの言葉の頭文字をとったものです。

人間の成長パターンは、乳幼児期・前思春期・思春期という3つの段階に分けることができて、各時期で成長のパターン(速度)が違います。

下の図を見てください。これはICPモデルをわかりやすく図解したものです。

黒線は男子の政商率を表した線で、オレンジの色の線は女子の成長率を表した線です。

乳幼児期の成長率は一生の中で一番で、1歳までのに約25cm、2歳までの間に約10cm、3歳までに約8cm、4歳までの間に約7cmと、4年の間で約50cmも大きくなるんです。この成長率の高さはこの時期だけです。

つまり、乳幼児期だけで身長が約50cmも大きくなり、身長は2倍の100cmにまで大きくなるんです。

4歳くらいから思春期が始まるまでのこと前思春期といいます。この前思春期には成長率はほとんど一定で、「7cm/年」から「5cm/年」くらいで落ち着きます。

思春期に入ると、スパートと言われる急激な成長が始まります。男子は平均すると約10cm/年、女子は平均約8cm/年も伸びます。

そして、成長期が終わりに近づくにしたがって、その成長率は一気に低下していくことになります。

思春期が終わると、身長の伸びはストップし最終身長になります。

ただし、全ての子供が必ずこのパターンで成長するとは限らず、思春期が終わっても伸びる子供もいます。

ICPモデルではこのような乳幼児期・前思春期・思春期の3つの時期に成長パターンを分けてみることができます。

しかし、それぞれの時期の成長のパターンは何によって決められているのか研究が進んではいるのですが、まだ完全には解明されていないのが現状です。

政商を決める要素はたくさんある考えられていて、色々ある要素の働きは子供の年齢や成長の度合いによっても違っているといいます。

たとえば、乳幼児期の急激な成長には「栄養」がもっとも強く関与しているといわれています。

前思春期の成長は、成長ホルモンの影響が大きく関わっているといわれていますし、思春期の成長は、性ホルモンの影響を強く受けるために起るといわれています

思春期の成長のパターンは男女で違いがあるのですが、乳幼児期・前思春期の成長パターンは、男女の間に大きな差はありません。男子と女子では思春期の体の成長パターンは大きく違ってきます。体型も大きく違ってきます。その違いが最終的に身長の高さにつながっていくのです。

乳幼児期の成長(誕生~3歳ごろまで)

赤ちゃんは生まれたときは約50cmしかありません。

しかし、1歳で約75cmにも大きくなります。1年間で約25cmも大きくなるんです。生まれたときの約1.5倍です。

乳幼児期は人間の一生の中で最も成長が早い時期で、からだを急激に成長させるための栄養がとても大切になるのです。

乳幼児期の成長のパターンは一定ではありません。

最初の1ヵ月は平均で約4cm伸びます。

それ以降は少しずつ伸び率が落ちてきて、5ヵ月目になると平均約1.8cmになります。

最初の1年間で約25cmも身長が伸びるんです。

そして、2歳までの間に約10cm、3歳まで約8cm、4歳までで約7cm伸びます。

4歳時の平均身長は、男子も女子も約100cmにまでなります。

体重の変化のパターンも身長と同じように推移していきます。とはいえ、体重増加率は身長ほど急激ではありません。

生まれた時の平均は3200gです。

3ヵ月で約2倍、1年で約3倍と体重が増えていきます。

それ以後は、1歳から2歳、2歳から3歳、3歳から4歳までの1年間は平均1.9~2.4㎏と、急激な増加もなく少しずつ増えていきます。

目安としては、1歳で9~10kg、2歳で11.5~12㎏、3歳で13.5~14㎏、4歳で15~16㎏といったところです。

体形の変化は、乳児期(1歳未満)は頭部が大きく、手と足が短いことが特徴です。6カ月以降の赤ちゃんが順調に育っているならば、皮下脂肪がついてくるので、からだがころころとふくよかになってくるでしょう。

ところが、幼児期(1~4歳ごろ)に入ると、身長の伸びが体重の伸びを上回るようになります。すると、皮下脂肪が減少していくことになります。それに伴い、体形は徐々にほっそりしていき、体全体のバランスも大人に近づいていくのです。

ポイント

乳幼児期は人間の一生で一番成長のスピードが速い時期で、身長は1年で1.5倍にも大きくなります。

乳児期(1歳未満)は頭部が多く体もころころしていて、手足も短いのですが、幼児期(1~4歳ごろ)に入ると、身長の伸びが体重を上回ってくるので、徐々に大人の体形に近づいていきます。

前思春期の成長(男子4歳~11歳頃、女子4歳~10歳頃)

4歳ごろから思春期が始まるまでの期間を前思春期といいます。

この時期は、男女ともに成長のスピードはほぽ一定で、年間約5~6cm身長が伸びます。とはいえ、年間の成長率は少しづつ下がってきます。

男子は4歳の平均の伸びは「6.6cm/年」なのですが、思春期が始まる直前の伸びは「4.9cm/年」まで落ちてきます。

女子は4歳の平均の伸びが「6.7cm/年」なのですが、思春期が始まる直前の伸びは「5.3cm/年」まで落ちてきます。

反対に体重の伸び率は少しずつ上がっていきます。

男子は4歳の体重増加はおよそ「1.9㎏/年」なのですが、9歳では平均「3.3㎏/年」と増えていきます。

女子は4歳の体重増加はおよそ「2.0㎏/年」なのですが、8歳では平均「3.3㎏/年」と増えていきます。

乳幼児期から前思春期までは、男女間に成長の違いはほとんどないといってもいいと思います。

前思春期の身長の伸びには、成長ホルモンの働きが大きく関わっていると言われています。成長ホルモンは睡眠中に大量に分泌されます。

前思春期は、成長ホルモンの分泌量が多い子供は身長が高くなり、分泌の少ない子は身長が低いことがわかっています。このことからも、前思春期の身長の伸びには成長ホルモンが大きく関係していることがわかるのです

ポイント

4歳ごろから思春期に入るまでの期間を前思春期といいます。前思春期の成長スピードは男女間に違いはなくほぼ一定で成長していきます。

前思春期の身長の伸びには成長ホルモンが大きく影響しています。成長ホルモンの分泌量が多い子供は身長が高くなり。分泌が少ない子供は身長が低くなることがわかっています。

思春期の成長(男子11歳~16歳頃、女子10歳~14筬頃)

思春期の始まりは、男子の場合は精巣の大きさが4mlになったとき、女子では乳房にふくらみが出始めたときです。

女子の思春期開始は見た目からもわかりやすいのですが、男子は見た目では全く判断できません。専門医でなければ判断はできないと言っても過言ではありません。

とはいえ、女子の場合でも、乳房がふくらんできたとしても思春期でないケース(早期乳房発育症)があるので、思春期に入ったかどうかは、やはり専門医に判断してもらった方が確実です。

男女の年齢別の平均身長をグラフで表すと下の図のようになります。

グラフからもわかるように、女子の思春期開始時の9歳5ヵ月ごろまでは、男女の差はほとんどないのです。

思春期は、女子のほうが早く始まるので、12歳6ヵ月くらいまでは、女子の平均身長が男子の平均身長よりも高くなります。

しかし、女子は13歳を過ぎた頃には成長率がほとんど止まってしまいます。反対に、男子の身長はこれからが伸びる時期になるので、男子の身長はこの時期に女子を一気に抜いていくのです。

身長の成長率のピークは、男子で約13歳の「約10cm/年」、女子は約11歳の「約8cm/年」です。最終的に男子の方が女子よりも平均約12~13cm高い最終身長になります。

ポイント

思春期は女子のほうが男子よりも早く始まり早く終わります。

男子のほうが思春期が終わるのが遅くて、さらに、思春期中の成長率も高いので、最終的に約12~13cm女子よりも身長が高くなることになります。

思春期の第二次性徴の成熟

思春期の成長は、性ホルモンの働きが大きく影響しています。

子供の成長は第二次性徴の成熟と深く関係しているので、男女の間の成長パターンにも違いがはっきりと表れます。

思春期は、男子の第二次性徴は精巣容量が増えることから始まり、陰茎増大、陰毛発生という風に進んでいきます。

女子の第二次性徴は乳房のふくらみから始まり、陰毛発生、初経(初潮)という風に進んでいきます。

下のグラフは男女の第二次性徴と身長の伸び率をグラフに表したものです。

平均的な身長の女子の初経は、ピーク成長率の時から数えて平均すると約1歳3ヵ月後の12歳3ヵ月くらいで始まるのがわかります。

初経の後も最終身長になるまでは平均すると約6cmくらい身長が伸びるのですが、成長率は既にピークを過ぎていて、その後は伸び率は急激に落ちるので、女子の身長が伸びるのは初経が来るまでといわれています。

また、低身長の女子の場合は、初経から成人身長までの身長の伸び率は、平均的な身長の女子よりも少なくておよそ4cm前後となっています。

女子の体重は、前思春期までも少しずつ上昇しているのですが、思春期に入ると身長と同じ様に増加率が一気に上昇して、増加率がピークに達した後に徐々に落ちていきます。

女子の場合は、体重の増加率のピークは身長のピークより1年くらい遅くて、12歳ごろにピークがきます。5㎏/年くらいです。

男子の体重の増加率は、身長と同じ時期の約13歳ごろにピークがきます。増加率は年間約5.5㎏です。

思春期に入ると、男女とも体重増加はピークをむかえることになります。

女子の場合は体重の増加の約3分の1は体脂肪が増えるためです。これに対して、男子の体重増加のほとんどは筋肉量の増加によるものです。

この体重増加の質の違いから、思春期を過ぎると男女の体格の差がハッキリしてくるのです。

とはいえ、ここまで紹介した身長と体重の男女別の成長のパターンは、あくまで平均的な成長パターンであり、当然個人差があります。成長期の個人差は大きいのでその点はきちんと考慮するべきだと思います。

ポイント

思春期の成長は、性ホルモンが大きく影響しています。つまり、思春期の子供の成長は二次性徴の成熟が深く関係していて、男女間の差も大きくなります。

思春期の男女の成長には大きな違いがあるので、思春期が終わる頃には身長、体重、体格に大きな差が出てきます。

人間の成長には個人差があるので、そのポイントも考慮しながら子供の成長を考えていきましょう。

低身長になる時期とメカニズム

ここまでお話したように、子供の成長のパターンは、乳幼児期・前思春期・思春期の3つに分けることができます。

それぞれの時期に最も深く関係しているものにも違いがあり、乳幼児期は栄養、前思春期は成長ホルモン、思春期は性ホルモンが関係していると思われます。

そして、低身長になるメカニズムも、この3つの時期によって異なっています。

低身長の専門家は、低身長になる時期によって、乳幼児期低身長、前思春期低身長、成人期低身長の3つに分けているようです。

中でも、その割合が多いのが乳幼児期低身長と成人期低身長です。

乳幼児期低身長

幼児期低身長とは、生まれてから4歳くらいまでの時期に低身長になってしまうケースのことをいいます。6歳の時点で低身長(身長のSDスコアがマイナス2SD以下)になっている子供たちの成長曲線の統計を取ってみると、3分の2以上の割合で3歳の時には低身長になっていることがわかったのです。

身長のSDスコアについてはこちらをご覧ください。

乳幼児期低身長は、2つのパターンに分けることができます。

下の図を見てください。

まずひとつ目のパターンは、正常身長で生まれたのですが、生まれてからの成長率が思うように伸びず低身長になってしまうパターン。もうひとつは、マイナス2SD以下の低身長で生まれてきて、3~4歳までに成長の遅れが取り戻せずそのまま低身長になってしまうパターンです。

どちらの低身長のケースでも、お母さん達に話を聞いてみると、たくさんの共通点を発見することができます。

母乳やミルクをあまり飲まなかった。よく飲んだミルクを吐いていた。離乳食をそんなに食べなかった、ずっと少食だった。食べさせるのにとても時間がかかっていた。アトピー性皮膚炎がひどいため、食事制限をしていた、などなど。

乳幼児期の身長の伸びには栄養補給が重要だと言うことはすでにご紹介しましたが、十分な栄養が摂れなかったことが原因で低身長になってしまったと思われる話が多かったのです。

さらに、以外かもしれませんが、完全母乳で育った子供に低身長が多かったのです。

また、父親か母親、または両方が低身長の場合の子供も、4歳の時点で低身長になっているケースが多くありました。

身長の伸びに栄養が一番深く関わっている乳幼児期の低身長を防ぐのは難しいことです。

そのため、生後半年までの母乳やミルク中心の食事の時期に成長が思わしくない時は、チェックする必要があります。母乳が十分な量出ているのかをチェックする必要があります。

母乳だけにこだわるお母さんもいるかとは思いますが、乳幼児期の低身長を防ぐにはとにかく栄養を与えることが大事です。

月齢の測定で基準より小さい場合には、母乳だけにこだわらずにミルクも飲ませて十分な栄養をとらせる必要があります。

ミルクを飲む量が少ないという場合には、「もったいないから飲むだけ作る」ということはせずに、捨てるつもりで多めに作っておく、また飲ませる回数を増やすなど、赤ちゃんになるべくたくさんの栄養を与えてあげてください。

生まれてから6ヵ月ほどが経過すると、母乳やミルクだけを飲んでいては成長に必要な栄養が足りなくなるので、離乳食を開始することになります。

お母さんの中には、この時期から子供にダイエットをさせてしまう間違った知識をお持ちの方もおられますが、この時期のダイエットは低身長になる大きな原因となってしまいます。成長のための栄養が必要な時期にダイエットは一切必要ありません。

また、アトピー性皮膚炎が原因で、食事制限をし過ぎているお母さんも見かけますが、成長に必要なタンパク質までをも制限しているケースが多くみられます。タンパク質不足は低身長の原因となってしまいます。

タンパク質は成長には絶対に欠かせない栄養素です。タンパク質が不足すると身長は伸びません。

制限しなければならない食べ物もあるかとは思いますが、その替わりになる食べ物を探して食べさせるようにしてください。

成長には十分なカロリーとタンパク質は絶対に必要です。アトピー性皮膚炎があっても十分にカロリーとタンパク質を摂れるように、アレルギーの専門医と相談してみることをオススメします。

とはいっても、離乳食を子供に無理やり食べさせようとしても食べられない子供がほとんどだと思います。

そんなときは、あまり栄養バランスにとらわれることなく、子供の好みに合わせて離乳食を作るなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。この時期の子供は十分な栄養が必要です。あまり栄養バランスに神経質になる必要もないとおもいます。

とにかく、カロリーとタンパク質を十分にとらせるようにしましょう。

前思春期低身長

前思春期低身長とは、4歳くらいまでは平均的な身長なのにもかかわらず、4歳を過ぎて思春期が始まるまでに低身長になってしまうケースのことをいいます。

すでにお話しましたが、前思春期は身長のSDスコアの変化があまりなく、変化が穏やかな時期です。つまり通常であれば、標準成長曲線の通りに身長が伸びていくはずなのです。

しかし、この時期に成長率が下がってしまい、低身長になる病気があります。それが成長ホルモン分泌不全性低身長症です。

6歳の時に低身長になってしまっていた子供達の3歳から6歳までの身長SDスコアの推移を見てみると、成長ホルモン分泌不全性低身長症の子供達の77.1%が0.4SD以上の低下をしていることがわかりました。

前思春期に、身長のSDスコアが極端に低下する場合は、専門医を受診して成長ホルモン分泌刺激試験を行うことをオススメします。

また、この時期に低身長になる原因は成長ホルモン分泌不全性低身長症だけではなく、後天性甲状腺機能低下症、脳腫傷による成長ホルモン分泌不全性低身長症、思春期早発症などの原因も考えられます。

前思春期の成長率や肥満度の大幅な変化に気がついたら、注意して観察したり、専門医への受診を考えてみてください。

成人期低身長

成人期低身長とは、平均よりも早く思春期に入ってしまったことが原因で、身長の伸びが早く終わってしまって、最終的に低身長になってしまうケースのことをいいます。

思春期開始時の身長は最終身長を決めるうえで非常に大切になります。低い身長で思春期に入れば最終身長も低くなり、高い身長で思春期に入れば最終身長は高くなるのです。

骨が大人の骨になり、身長の伸びが止まると最終身長に到達することになります。そして、身長の伸びが止まるのが思春期の最後の段階です。

思春期に背を伸ばすのに深く関わっているのは性ホルモンです。しかし同時に性ホルモンは、骨の成長を止めてしまう働きもあることがわかっています。

とてもややこしい仕組みなのですが、思春期に入ると性ホルモンが分泌されて思春期の成長のスパートがはじまります。

これと同時に、性ホルモンの成長を止めるメカニズムも働きだしてしまうので、思春期が終わりを迎えると成長が止まってしまうのです。

思春期が早くやってきて一気に身長が伸びだしたことを喜んではいられないのです。

なぜなら、人よりも早く思春期が始まったということは、一定の身長が伸びた後に人よりも早く成長が止まってしまうからです。

思春期に入ったら成長ホルモン治療は困難になる

現在、低身長の治療で一番押下があるとされているのが成長ホルモンを使った治療です。しかし、成長ホルモンをつかった治療にはタイムリミット(締め切り)があります。

成長ホルモンをつかった治療で一番効果が期待できるのは幼児期から思春期が始まる期間です。つまり、思春期に入ってから成長ホルモン治療を始めたとしても、思春期の身長の伸びは性ホルモンが深く関係しているので、あまり効果はないと思った方がいいかもしれません。

また、身長の伸び率が低下してくる思春期の後半になると、骨はほとんど大人の骨になっているので、どんなホルモン治療を取り入れたとしても、身長の伸びは期待できないと思った方がいいでしょう。

しかし、このような事実は一般的にはあまり知られていないのが現実です。

実際、周りの友だちより身長が低かった子供の身長が急に伸び出し、親もそれを喜んでいたら、急に身長の伸びが止まってしまい。専門医を受診したところ思春期が早く始まっていて、もう身長が伸びないことがわかったというケースが少なくないようです。

このように、思春期に入ってから成長ホルモンの治療を始めても、骨がほとんど大人の骨になっているので、効果が期待できなくなるのです。

低身長の治療を開始する場合は、思春期に入った時期を正確に把握しておくことが大事になります。

そのためにも子供の成長曲線を書くことを習慣にしておくことをオススメします。

 

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